ファーケル要塞の竜

急遽決定したD&Dセッション。DMは田村氏。
PLも、最初は三人かと思われていたのだが、アレヨアレヨというまに6人に。これ以上は受け付けられないという事で、七人目に申し込んできたなげやり人偏さんには残念だけどお断りのメールを。
もうしわけねぇ、是非また今度は。

要塞ファーケルはアイウーズ帝国のオーク軍に占領されてしまった。
奪回を企図して終結した一万のパープルドラゴン軍。だか、その野営地にレッドドラゴンによる無慈悲な空襲が!
混乱に見舞われるパープルドラゴン軍、かの恐ろしき赤竜が居る限りファーケル奪回は絶望的だ。
かくして、レッドドラゴン暗殺のため特別攻撃隊が組織される。
隠された通路を通り、目指すはドラゴンの寝所只一つ。全軍の運命はキミ達の双肩にかかっているのだ!


軍隊物好きだよな、田村さん。しかもかなりテキトーな感じの(笑)
ともかくキャラメイクから、作成は6Lv。初心者が二人居る中、作業は困難を極めたり(笑)
ボクはといえば簡単にパラディンを、ダイス目で筋力と魅力が高く出たんだもの。
ジャック・ライアン 中尉
貴族の次男坊で小隊指揮官。愛騎はダイアー・ウルフの「ユキカゼ」


出だし。
状況説明を大佐から受ける。各員の自己紹介とかも。
野営地のシーン、DMがロールプレイして欲しそうだったので、ローグの少年に「どうした、眠れないのか?」とか話しかける(笑)
と、其処へ予告どおりレッドドラゴンの空襲。
イニシアチブを要求するDM、「3」の目を出すボク。一人だけ逃げ遅れて、手晩を待たずにこんがり焼ける。
チーン、一人死亡(笑)  ちなみにそれ以外の被害は無し。隊長だけ焼け死んじゃった(爆笑)

すばやくキャラを作り変える。
リック・ライアン 少尉
貴族の長男。弟より階級が下なのは上官を殴ったから。乗騎は「ユキカゼ」を受け継ぐ。

えー、はい、中の人は同じ。キャラシートの名和えの欄を書き換えただけ。だって時間ないんだYO!(笑)
とにかく早速要塞に突入。命からがら逃げてきたドワーフとやらを案内に秘密の通路から。

○オークの斥候
 さくっとファイアーボール、生き残りは弓矢で。はやいはやい。
○エレメンタルズ
 地下通路。マグマの中で楽しそうに踊るアースエレメンタルとファイアエレメンタルの四人組。あー、まともに相手する気がおきませんよ?
 地界語を喋れるドワーフが交渉して通してもらう。
○ゴースト
 通路が狭くなってるところに出くわす。邪悪探知をすると反応が、壁をすり抜けてゴーストが出現。
 「無念の思いを残して死んだキャリオンクローラーのゴーストが現れた!」
 「DM!あんた頭は大丈夫かっ!!!(笑)」なんだよそれ、芋虫にどんな未練があるという(笑)
 とにかく八回の接触攻撃、しかも能力値ダメージ。前に出たボクのキャラに全弾命中、魅力が13点下がるほか被害甚大(笑)
 マジックミサイルで丁寧に除去するも前衛を中心に惨惨たる様に、誰も死者が出てないのが不思議。
○ブラックプディング
 息をつく暇もなく、狭い通路が更に狭くなろうという動きを。あわてて進めばその先には超大型のウーズが・・・。
 このクソマスター!(笑)
 じりじりと削って勝利するも二人ほど絡まれて、装備を丸ごと溶かされる。あわわスッポンポン。
 「大丈夫です、こんな事もあろうかと予備の服を二着持ってきています」とウィザードが。
 なんでもって来てるんだ?(笑)

○ドラゴンの寝所に接近、長いながーい縦穴の上方。ローグが一人偵察です。
○ソロリ近付けば、イルイル。ドラゴンそのヒトにコボルドがズラリ。そして囚われたと見える子供達。
 「うわはは、泣けい!叫べい!子供達よ!恐怖に震えながらワシに食われるがイイ!」
 「ん〜?一人だけ泣いてないヤツがいるなぁ*1? よし者共、怖い歌を歌って子供達を怖がらせるのだ〜!」
 「ちなみにこの歌は10番まであって、一番を歌い終えるのに1分かかるぞお!」
 一同爆笑。
 が、まぁ笑っても居られないので速やかに攻撃の準備を。
○戻る時ローグガ縦穴からま逆様に墜落したのは余談。
 フェザーフォールをかけようとしたウィザードが視認に失敗、あさっての方向に向いてたのは更に余談。
 200フィート落下、20d6ダメージ。60オーバーのダメージは今回の冒険、最大値であったという*2
クレリックの入念な準備のもと、冒険者主導で行われた襲撃。まずは挨拶代わりの広範囲化ファイアボールコボルトを一掃。
 次々になだれ込む冒険者
 バーバリアンが怪力で子供達の囚われた車輪付きの檻を押し飛ばすと完全に赤竜を囲む形に。
 だが其処はレッドドラゴン、尻尾の一撃(クリティカル!)でバーバリアン昏倒。
 続いてドラゴン乱舞でパラディン即死(本日二人目、チーン)!
 残った前衛、スパイクドチェイン使いのドワーフの奮戦で何とかドラゴンを倒す。

○エンディング
 各員のその後が語られたりとか。
 「そうかっ!解かったぞ!」
 「なにが?」
 「いやね?僕のパラディンは三人兄弟だったんだよ。」
 「それで?」
 「三人目の末っ子も前線に出てるんだけど、故郷の両親を哀れに思ったパープルドラゴン軍の上層部が彼を故郷に返そうと思うんだ。」
 「それはつまり・・・ライアンを探せ?」
 「三男坊は二等兵(プライベート)なのだな。」
 あー。どっとはらい
 

*1:冒頭のシーン、空襲直前にローグの少年に暖かいコーヒーを差し出した少女。ファーケルに両親が捕らえられてるという。「お兄ちゃんが約束してくれたもん。悪い奴をやっつけてくれるって言ってくれたもん!だから怖くなんか無いよ!」 えー、DMは大概にするように、ナ?(多分無理w)

*2:ヴィゴーのサイオニックタトゥで生きてたw