太陽が静止する日

調査の後に一度休息を取る一行。これで呪文能力や、デイリーな能力は回復。また、前述の小さな神様に、奇跡の力を授けてもらう。*1


入念に呪文をかけて、フルBuff状態に。それにかかった時間を正確に申告する事を要求するDM。
実は、前回プレイティアラの母親、プリシラがさらわれた時点で、時間は区切ってあった。猶予は24時間しかなかったのだ。
そして、休息が終了した時点で、ちょうどその24時間がたってしまったのだ。


ミツツキ姫が、邪神招請の儀式を行っていた部屋に踏み込んだときには、斎場はもぬけの殻だった。
ミツツキ姫の狙いは、タリズダンの力を持って、太陽神ペイロアを害する事。この時すでに遅し、タリズダンのアバターは、ペイロアの巫女たるプリシラを門とし、太陽の領域にまで移動していたのだ。


一人残って一行を妨害しようとしたタリズダンの高位神官を速攻でやっつけて*2、ラオをより授かったミラクルを連発し、何とか後を追いすがる。


追いかけた先はペイロアの聖地「夏の天蓋」 ペイロアのレリックである遺跡建造物だ。
しかし天蓋は無残に破壊され、大穴が開いている。ミツツキ姫は、その穴から太陽の領域に飛び込んだようなのだ。
いそぎ追いかける冒険者


レリック内部で目にしたのは、内部で輝く太陽と、其処に向かって上昇を続ける巨大な暗黒。そして艶然と微笑みながら佇むミツツキ姫。
大暗黒が太陽に到達するまで9ラウンド。すんでのところで冒険者たちは間に合ったのだ。


ミツツキ姫は800年前に死んだ。恋した男に裏切られて、悲しみあまり死んだのだ。今ここにあるのは、その妄執が凝り集まった具現、即ちゴーストに他ならない。
姫のゴーストがとりついユリアと言う名の娘は、ヒョウゴの婚約者であった。昔々に姫を裏切ったとされた男の名もヒョウゴ。これは偶然ではない。
ゴーストは滅ぼしても滅する事はない、妄念の元を晴らさねば、何度でもよみがえる。そして何度でも繰り返す。
斎木九門は言った。プリミティブな呪術の基本は類似と感染であると。
もし、ミツツキ姫の思いを晴らす事が可能ならば、それは今を置いて他にはなかった。
遠く離れてしまった許婚との再会、それこそがミツツキ姫が最後まで望んだ事ではなかったか?


会話等のロールプレイでは姫は成仏しません。オレはシナリオのトリガーを、PLの能力に依存するやり方をしません。必ずゲーム内のキャラクターとしてアクションを消費して「行動」してください。必要なものは既に全て渡してあります。


なんというか、このキャンペーン1年9ヶ月。結局このクライマックスの為に延々伏線を張り巡らせたのではなかろか、オレ(笑)
DMが用意した回答は、800年前のヒョウゴが残した婚約指輪を、PCのヒョウゴがミツツキ姫の憑依したユリアの指に填めることでした。
あー、だから指輪だけでいいんだって。キスまでは要らんから、ほんとキミらちゅう好きだな。しかもフレンチキスかよ(笑)
はい、オーケイ、熱い抱擁とともに800年の悲しみは癒されました。ミツツキ姫は昇天しましたよ。
そうそう、悪い魔女を倒す話より、お姫様を救う話のほうが素敵だとおもわねぇ?

*1:ラクルを一人につき一発!なんて大盤振る舞いwww

*2:アストラル化してがんばったんだがなぁ、3ラウンド位しか稼げなかった