七元門を突破せよ!

ミツツキ城を舞台にした、ダンジョン攻略シリーズも、いよいお大詰め。
今回のキャンペーン流れとしては、当初より、中程度の規模のダンジョンを攻略の後、ラストダンジョンに挑むというものであった。合間に、いろいろとミニシナリオを挟みつつも、とうとう最後のダンジョン「七元門」に到達したというわけだ。



七元門は、七つの擬似次元界と、それを結ぶ一方通行のポータル郡で構成されている。
次元間ダンジョンである。
いろいろと頭をひねって趣向を凝らしてみた。


▼湖上の橋
前回攻略済み。
先ずはここには二つの扉が。


▼カルスト高原
緑の草原が、緩やかにうねりながら続く爽やかな高原。
青く澄み渡る空には、虹色に輝く不思議な球体が連なりあって浮いている。アレ、何だろうね?
次のポータルを求めて、草原を捜索。六時間をかけて発見するが、その間にワンダリングの遭遇が二回。
アナーキック・ダイアベアー 二体。
フレオニック・スターヴァンパイア 四体。
いずれも力を入れて作成したので、PL一同のリアクションが良くて嬉しい。


▼グレイエルフの村
すでに滅び去ったとも伝えられている、グレイエルフの村がこんな所に。
終始和やかなムードのなか、会話をやり取りする一行。
情報収集を容易にするため、より友好的になろうとバードのプイレイティアラが演奏を行う。
判定はすばらしい成功を収め、神がかり的な演奏が披露される。
つーか、ホントに村人の一人に神がかかる。神といってもタリズダンなんだが。


どうも、ここはタリズダン信仰の村らしい。
神憑りとなった村人は神饌として、旅人に饗される事となるようだ。
冗談じゃないと、逃げ出す一行。


次へのポータルを、デヴィネーションとファインド・ザ・パスで探す。
一つがタリズダンの祭壇、真空の虚無へと続いている。
もう一つが、グレイエルフ村長が持っていた護符、湖上の橋に続いている。
一行は、湖上の橋を選択。真空中で呪文を詠唱する術を、持たないため。


村長の静かな狂気をヒールで癒し、ポータルを通過する。
恐怖に絶望する村長を残して。


▼コオルセカイ
湖上の橋から、いま一つのポータルを使い移動。
そこは白く冷たい白銀の世界。ときおり吹く風が、魔法をも凍らせる。
つーわけで、一行が身に纏った呪文が、風のせいで解呪される。
運悪くヒョウゴのアセイレジスタンスが解呪されてしまい、次元界の影響にさらされたヒョウゴは凍り付いてしまう(石化あつかい)
範囲ディスペル・マジックと同等の効果と判った一行は、メイジアーマーのワンドを使い潰す事でこの次元界を切り抜ける。



▼狂気の洞穴
自然洞窟の通路を、実に混沌然とした粘液の川が流れている。
粘液はぶくぶくと泡立っており、その音は何者かの囁きの様に聞こえ、聞いた者の精神を狂わす。(判断力に1d6のダメージ)
何とか抵抗に成功した一行は、最後のポータルの前に立った。


招請の六神官
次の部屋では、魔法陣を前に六人のタリズダン神官が儀式を執行中。一斉に戦闘に入る。
先手は六神官、呪文共同した三発のフレイムストライクが飛ぶ。
しかし、すでにその程度では小揺るぎもしない冒険者
お返しに、サバンのホーリィ・ブライト。最大化したダメージは一気に六神官が内、二人を打ち倒す。


しかし、そこで異変。
儀式執行中に人数が欠けてしまったので、魔方陣が崩壊、内部に封じ込められていたモノが開放される。余波で全滅する残りのタリズダン神官。
姿を現すは異形、醜悪にして邪悪な古きもの。
名をシブリエクス


放たれる狂気のオーラ、続けて放たれるは、心を砕く呪文能力の数々。精神を侵し、肉体を冒すのがシブリエクスなのだ。
だが、冒険者たちは打ち倒されることなく立ち向かった。
なんつーか、抵抗の出目が良くて、ちっとも脱落者が出ない。(ダイアーライオンですら倒せないとはどういうことだ?)
結局は、よってたかって、ぼっこぼっこにされる。
あー、これでも強化したんだがなぁ。*1

*1:ダイス目次第では、全滅もありえた強さだったんだが。せめてフィーブルマインドは撃ちたかった…。