ビブロフトの主

ポータルを超えると、そこにはイルヒキーンが待ち構えていた。
すべての元凶、タリズダン顕現を目論むオーがメイジ。あまたの強力な敵を降し、漸くに彼奴の眼前に迫ることができたのだ。
「あーら、いらっしゃあ〜い」
イルヒキーンがオカマ言葉でしゃべると、歴戦の英雄たちは綺麗にずっこけた。


…。
オレの頭の中では、まったく違和感がなかったのだが、彼らは初めてイルヒキーンと会ったわけで。
企画の初期段階から、このオーガメイジはオカマだったんだよ?ほら、モンスターマニュアルのイラストとかオカマっぽくね?


それはともかく。
プレイティアラの母の亡骸や、ミツツキ姫の居所については、自分を倒してから聞けという。
相手は、イルヒキーンにローブ姿の人物、アナーキックなディノニクスが四体。


ドラードは、ローブ姿の人物が、自分の師匠のライラローラであることを既に看破していた。
何故に、と問いを投げかけるドラード・
ライラローラは言う。
「何人たりとも、この扉を超える事はまかりならん。押し通ることは自分が許さない」と。
真意看破の判定の結果、サジェスチョンの影響下にあることが判明。ミラクルをエミュレートしたものである。
DMとしてはここでウィッシュリングの出番だったんだがなぁ。死者復活のため使用済みなんだよね、ウィッシュ。


戦闘開始。
サバンが出目20で最初に行動、ストランドビード・オブ・カルマで既に術者レベルは上昇済み、その上で「ホーリィ・ワード」をキャスト。効果範囲には敵のすべてが入る。
戦闘終了〜。
や、まてまて、まだ終わっちゃいない。
が、まぁ、終わったようなものだなぁー。


四体の混沌恐竜は麻痺、回復は数十分後。
イルヒキーンは盲目状態。サイキックウォリアーである彼は、スパイクド・チェインによる迎え撃ちと足払いがお仕事。
巨大化して、バトルグリッドのすべてを支配する予定だったのに。


ライラローラは影響を受けなかったが、イルヒキーンの援護のない中でどれ程の働きが出来るものか。
とか考え事していたら、プリムラ操るダイアーライオンがチャージ、そして組み付き、さらには引き倒し。
あっという間に無力化される。
その上で、プレイティアラの打消しの呪歌が。


あとは、ろくに抵抗できないイルヒキーンを引っ叩いて勝利となりました。
う〜ん、あたり所が悪ければこんなものか?