さらばの命

再度のイニシアチブ、先手をとったのはアメット。最悪の展開。

ここでJ・B・キンケドゥの割り込み行動。セレリティをキャスト、スタンダードアクションをゲイン。
再びスペルキャスト、時間管理局ヴァルカスの名において時間介入を執行する。「タイムストップ!」


手にした時間は3ラウンド。
神聖呪文修正:高速化、および即時呪文高速化を使って6っつの呪文の投射に挑戦する。
敵に手番を渡したくはない。行動選択は攻撃的に、あくまで攻撃的に。
戦闘補助呪文を中心に、その上で出来るだけのダメージ呪文を投射。
最後に、目標の移動阻害を試みる。十分な検討の上キャストしたのは、ウィッシュからエミュレイトしたソリッドフォッグ。
これで打ち止め。この後、実質2ラウンド丸々幻惑状態。わっはっは、殺すんならコロセ。


アメットの狙いは、擬似呪文能力のブラスフェミィの発動だった。
術者Lvは31。投射されれば、我等は抗する事も出来ず全滅していた事だろう。
だが移動を封じられたアメットは、ネビルの間合いから抜けることが出来なくなっていた。
かのオカルトスレイヤーの間合いでは、防御的詠唱は不可能なのだ。強引に術を放とうとするデーモン。もちろんネビルの棘鎖がコレを機械攻撃に捉える。
与えられたダメージによる精神集中の目標値は、80を超えていた。いかなデーモン・オブ・デーモンと言えども、この判定を成功させることはできず、ブラスフェミィはフェイルする。
続いて、冒険者一行の持つ、全火力がアメットに降り注ぐ。
第2ラウンド、危険きわまるバロールに、手番は廻って来る事は無かった。


J・B・キンケドゥは、仲間の火力の降り注ぐ中でバロールが滅んでいく様を、幻惑状態のまま満足げに見守っていた。
そして滅びの絶叫。
続く瞬間の、断末魔の爆発。
半径100フィートに100ダメージ。
周囲を爆光が塗り潰して行く。J・Bは静かに目を閉じ、微笑んだ。
J・Bの振った大規模ダメージからくる、即死判定のダイスは、出目「1」であった。
キンケドゥ死亡。



カテザールは激怒し、狂乱し、不埒な冒険者に死を迫るべく、アストニスを猛撃した。
全力強打6回。しかし、全員の中で最高のACを誇る*1ヴァサル・オブ・バハムートには、全弾失中となる。
ここで、アストニスを倒していれば、キンケドゥが力尽きていたがため、後の展開は予断を許さぬ物になっていたかもしれない。
だが彼女は怒りで我を失ったのだ。
残ったリソース全てを注ぎ込んだ反撃が、カテザールの身体に全て叩き込まれた。
かくて恐るべきマリリスは滅びの絶叫を上げ、断末魔の爆発と共に消えたのだった。


…え?断末魔の爆発?!
はんけい ひゃく ふぃーと に 220 の だめーじ ?! wwwwww
え?……えへ?!(笑)


諦めた様に、自分のキャラの生死を確認する、冒険者の中の人達(笑)
幸運にも、三人の英雄が生き残ることに成功した。全員戦士だけど。
ちなみにJ・Bは、大規模ダメージでバラバラ死体でしたが。その上の220ダメージによって、肉片及び装備共々、きれいさっぱり蒸発しましたとさ。
戦士だけで、どうやってこの次元領域から帰還するんだろう、とか、ぼうっと考えてたり。

*1:今まで、幾度と無く死亡したアストニスのACには、冒険者一行、心を砕いていたのであったw