ラノベ

召喚教師リアルバウトハイスクール19 (富士見ファンタジア文庫)

召喚教師リアルバウトハイスクール19 (富士見ファンタジア文庫)

読了の41。

ああ、この、どうしようもの無い、ろくでもないお祭り騒ぎにも、ついに終止符が打たれてしまった。
意外にも寂しさは無く、ニヨニヨとしたいつもの読後感が待っていた。
ひでぇな、この最終巻(上下)と、1〜4巻があれば途中の巻はいらなかったんじゃないの?(笑)(もちろん、そんなこたぁない)

それにしても最終巻、厚いなぁ。これだけでも、ああ雑賀礼史が帰ってきたんだなぁ、って思ってしまったよ。(デビュー作が、600超・上下巻の男だからね!)

そのデビュー作のファンを自認していたオレだが、まったく気付かなかった!彼がアイツだということを。そして彼もソイツだということを!15年も!
ああ、美少年と野獣男のコンビってーのは、そう言うことだったのかー。うかつ!
つーと、サムライは、彼女、だよね?(←オイ!、性別違うがナー)

結局、どういう話だったか。
まぁ、どうもこうもねぇ、しっちゃかめっちゃかな物語で。構成の、とか、主題が、とかまったく考えてない、妄想垂れ流しの19冊だったってーことは、だれもが認めるところだろう。
ただ、オレの思うところを述べさせてもらえば。
ゆうきまさみの短編にあった「魔女を倒す話より、お姫様を救う話のほうが好きなんだ」であり。
また、少年の心に刺さった氷の棘が、少女の涙…、ではなくヒーローの熱い拳で解かされる話だったのかと。わはは。