周到に計画された襲撃計画。エレメンタル騒ぎすらおとりだったのだ、全てはスターマスターに忍び寄るための。
巻き込まれた客の一人と目されてた人物が突如刃を抜き打つ、致死攻撃！手練の暗殺者のみの持ちうる業。
この時ＤＭは完全に殺す気でいた*1。
だが、恐るべきはスターマスター。半巨人ゆえか、それとも黄金竜の加護か、振りかざされた凶刃は彼を死に至らしめることは無かった。
刃に塗りこめられた毒も同様。計略は最後の所で失敗に終わったのだ。
この時点で逃走を試みれば、以後も機会はあったかもしれない。
だが襲撃者、すなわち真紅の革鎧の男こと、ブラック・フレイム・ゼロットのギャサード・グァッハーはそうはしなかった。己への過信からか、それとも追い詰められた*2者ゆえの焦りからか。
新たな刃を抜き放ち、さらなる攻撃を加えんとする暗殺者。だが多勢に無勢、たちまちに取り囲まれる。
歯噛みして漸く不利を悟ったか、ディメンジョンドアを通じて逃走を始める。
しかし、不運は重なる。防御的発動を試みた結果、ＤＭの振った２０面は「1」を上にして静止した。
…。
一行に向き直り、一人でも多くの道連れを。だが、その悲壮な覚悟も叶うことは無かった*3。
合掌*4。
