戦った。
そして二人の仲間が物言わぬ骸となった。
それでも僕らは構わず進んだ。
    *    *    *
D&D鶴ヶ島キャンペインです。
今回はワンダリング表を作って挑みました。マップもPL諸氏に見せられる物を!
欠席者はなし。前回不参加のパラディン・ロジャーは3000経験値だけを取得。
他の面子より1Lv低いスタートとなりました。

前回、ドラゴンの卵(?)を確保した一行。その親が住むと思われる山岳地帯に歩を進めます。
ソコは善なる銀竜の領域。
ですが最近は邪悪な種族がはびこっている様子、事の真相を究明せんと言う事です。
前回助け出した奴隷船のNPCたちも、故郷に帰りたいと言う事で同行を申し出、道案内を買って出ます。*1

「馬を買おう!」
「同行のNPCにはお金が無いよ?」
「買う買う全員分、飼葉も含めて。」
こういうところで資金を出し渋らないナァ、行程に掛かる日数が半分に。
(森林をアッサリパスされてしまった、おかげで森林ワンダリング表は使わず終い、グッスシ(泣)

順調に野外の遭遇を回避しつつ、半分以上の道のりを踏破します。
(野生動物とかホント出なかったナァ)
丘陵地帯で遭遇したオークの一団を鎧袖一触。*2
このままの勢いで目的の場所まで到達か!?DMは心穏やかでは居られません。
ですがそうは上手くはいきませんでした。
ソレは夜の遭遇表。
「出て来たw、1d6振って?」
「4です。何が出たの?」
「えへ、レイスが8体。」
「げぇええ!」
とはいっても10人も冒険者が居ればどうとでもなります。
前衛が戦線を構築、ガーネットのターンアンデットで退散させました。
被害は軽微。

次の遭遇もやはり夜。
今度はエティンの夫婦がペットのブラウンベアを連れて夜のお散歩。よそ者を見つけるなり突撃を仕掛けてきます。
これに対し、しっかりと戦線を構築。各個撃破で対処します。
危うい場面もありましたが、ナントカ死者を出さずに済みました。*3
ですが、この晩はもう一度遭遇があったのです。

「遭遇距離は80フィート。敵は1体、不確定名は巨人って所だよ。」
「よし、君は他の仲間を起こすのだ!行くぞ、チャァアージ!!」
フリーアクションで華麗に馬乗の人となったロジャー、愛馬と共にランスによる突撃を敢行します。
「悪を討つ一撃ー!」
正に一撃にて対象のHPは半分に。
「ではこちらの手番、激怒を発動した後に全力攻撃。」
「へ?レイジ?!」
「命中と命中。24点と25点のダメージ、hp50点とかあります?」
「無いです、hp−15。即死しました。」
ああ、キャンペーン最初の死者にロジャーが成るとは!*4
敵は4Lvバーバリアンのオーガ。
強敵ですが所詮は多勢に無勢です、周囲を囲まれ程なく撃沈です。

さて、死亡したロジャーですが。前回、トーチポートでコネを作っているので蘇生は出来ます。
「トーチポートで受けられる神聖呪文のサービスは12Lvまでだよ。」
「レイズ・デッドか、それでは3Lvからのスタートになってしまうな。よしDM、新たにキャラクターシートを下さい。」
ロジャーのPLは蘇生ではなく、新キャラでの参加に決めました。
この辺はPLしだいで、色んな意見が出そうなものですが。

*1:1Lvから6Lvまでの五人の冒険者、これで総勢10人パーティー

*2:一団のリーダーが持っていた、ヴィシャス付きのグレートアックスはPCたちの手に。
「ジャーディルのために出てきた〜」
「や、この敵作ったの去年の事なのだがw」

*3:このワンダリング表では最も脅威度が高い遭遇。良く誰も死ななかったものだ(笑)

*4:多分皆思ってた。今までの行動を見るに、DMなどは「なんで死んでないのか解らない」とまで発言していた。