侵攻編 安芸の宮島

朝10時に三原駅集合、そこから山陽本線で広島へ。新幹線という選択肢もあったが、まぁ、のんびりと。
広島駅でいったん下車し昼飯を、と思っていたが、乗った列車が宮島口まで行くという車内アナウンスが。なので、急遽このまま広島通過宮島に向かうことに。ちゃんと調べておけよ(笑)

山陽本線は基本山の中を通っている。これなら、呉線を使ったほうが景観はよかったなぁ。どうせ、トータルすると時間は30分しか変わらなかったし。(そも、急ぐんなら新幹線を使えよってはなしで)呉線の、海沿いを走るあの旅情感は、ちょっと笑うんだがー。
んあお、電車の中ではほとんどの区間で、オレのケータイは不通でした。駅に着いたときだけ入る。さすがウィルコム

約二時間で宮島口へ、そこからフェリーに乗り換え。
広島を過ぎたあたりから外国人旅行者の姿が増えるが、その人たちは皆同じ感じで一緒にフェリーへ。まぁ、当たり前か。
JR運営のフェリーは、大鳥居の近くまで寄ってくれるとの事。商売熱心でまことに結構。
国鉄に入社して、紆余曲折の果てにフェリーに落ち着いた人とかも居たかもなぁ*1、とか思ったが、余計なお世話だね。

さて鹿である。
宮島といえば鹿、なのらしい。
いやもう、ヒーさんがすごいテンションアップしていて。「鹿!鹿!」とw なにがこの子を突き動かしているの?www
いや、実際、シカが野放しです。
比喩ではなく、みたまんま野放し。放置。つか、野良猫と同じ扱い。
一応看板があって、野生動物なのでエサは与えるなとのこと。なるほど、だから皆一様にやせ細っているのか……。


昼飯は、広島風お好み焼き。
宿に荷物を預け厳島神社へ。


折り良く潮が引いていまして、大鳥居の根元まで。
なるほど、ここから本堂の中まで見通せるのか。
立て札がある 「ここで※を取ってはいけません」※は剥がれていて読めない。
イモウトサマ「……相撲?」
トンチか!w
(正解は「貝」です。春には潮干狩りが出来る宮島ですが、厳島神社の近くはダメらしいですよ?)

神社は順路を守って、なんとなく見学。
おお、ちょうど地元の人たちらしき方々が、ご祈祷を。なんというか、ちょっとした見世物になっている。旅行者が鈴なりw
そういや、此処で結婚式もできるんだよねぇ。
はたして、何割の日本人が、神社を現役の宗教施設だと認識しているだろうか、とかなんとか。
後そこの兄妹、神聖な場所でジョジョ立ちとかすんなw

続いては宮島水族館へ。
小型海棲生物は、あんましおもんないねぇ。
子供たちには、小型のサメが大人気。あと、此処の水族間、ウツボ多くね?
あ、ウマヅラカワハギ発見
イモウトサマ「うむ、こいつは確実に旨い」
うん、旨いな、確実に。
人気者はスナメリとか、アシカとか。
あと、コツメカワウソは可愛い、ペンギンは臭い。

夕暮れ、ボチボチ宿に引返す。子供たちもお疲れ気味。
が、ヒーさんだけはシカを見るとテンションマックスに戻る。
グッタリ⇒シカ登場⇒ウヒョー!  以降繰り返し。 なんだこの娘?www


ヒーさん、鹿におにぎりをあげるの図。案の定、このあとシカの群れに追いまわされる羽目になる。
あげちゃダメだってのに、いううこと聞かないからだ。

もみじまんじゅうの、揚げ饅頭Verはなんだか、アンドーナツみたいだった。砂糖のかかってない感じの。
アイスもみじ。もうなんでももみじって言っていればいいとおもってんだろ(そして多分それは正解)普通のアイス最中。
カキ氷。シロップはかけ放題で、フレーバーは30以上!ヒーさんが挑戦、結果は想像通り。何色っての?それ?
こんなとこにも観光客用の人力車が。ごめん、川越で見慣れてる、物珍しさのかけらもないw 人力車って、道交法的にはどういう扱いなんだろう。徒歩?

今日の宿は ホテル錦水別荘
最上階の五階に大浴場がある、桟橋から歩いて五分の宿。
老舗旅館の別館で、その分いろいろ挑戦的。もしくは独創的。
料理も面白かったですよ。

よる。桟橋からナイトクルージングがでるという。それは是非とも参加せねば。

ゆれる船上で、というよりは光量不足で、ですな。あらかじめ夜間の設定に合わせていなかったワレの不覚。
や、まぁ、オレのケータイではこんなもんかも知れませんが。
上のはましな方で

ほかのは、大体こんなレベル。一応、他の遊覧船(オレたちのは屋形船w)が大鳥居をくぐるところ。

そう、屋形船で海に出たのですが、大鳥居を潜って貰えまして。潮は引き始めてたんですが、時間的には間に合った感じ。
船頭?船長?のおじいさんが、またヒョウキンな人で。子供客が他に居なかったせいか、オレらの方にいそいそとやってきて、手製のナゾナゾノートを披露してきたり。なにこれ、ファイルブックに手書きのイラストと文章w、しかも中身は英語駄洒落だwww
海外からの旅行者にも、気さくに話しかける船長。
カタカナ英語だけど、通じてる、通じてるよ。相手も英語がネイティブではないせいかもだけど(イタリーって言ってた)
いや実際、この島の老人は手馴れている。アイス売りのばあちゃんだって、片言ながら英語の対応をこなす。場数なんだろうなぁ、こういうのは。
ホテルの若いスタッフのほうがよっぽど流暢な英語を使うのに、しどろもどろだ。テレがあるんだろうね。

散歩。
今度は陸側から大鳥居へ。
そのご、ひとっ風呂あびてビール片手にのんびり。と思っていたのだが、しかしスイッチが切れたように寝落ちる。
アルコールの助けも要らない。
昼間の太陽で打ちのめされ、風呂で弛緩した体は、そのまま動かすことも出来ず。就寝。

*1:民営化の際、運転士を下ろされて駅蕎麦で麺をゆでる羽目になったと言う人が居るという話は聞いたことがある