かつては猛威を振るった鉄騎の群れ、轟く砲火は万敵を砕いた。
だが、時代は移ろう。
ここはマドラスインド亜大陸の南端。山岳と密林のステージは、ガンタンクの得意とした狩猟の場であった。筈だった。
度重なる十字砲火、林立する砲身が吐き出し続ける鉄量が飛来する先には、ティターンズの第二世代MSの部隊があった。
一年戦争において、立ちはだかるものの全てをなぎ倒した火力は、しかし敵の先頭に立つ最新型可変MSアッシマーにはほとんど損傷を与えなかった。
強力なジェネレータから引き出された推力を持って、やすやすと肉薄したアッシマーは蹂躙を開始する。
このときガンタンクは、時代の墓標となったのだった。

実際にガス欠になるまで落とせませんでしたよ、ブラン・ブルタークアッシマー。かなり削ったんですがー。
いやはや、かつて無敵とも言われた物が、時代を過ぎて朽ちていく。その様もまた、良いものです。
あ、一年戦争時に作ったものがいっぱいあるので、多分かなり後半まで、地上はガンタンクがうろつきますけどね。(数合わせのガンタンクIIがいっぱいある)