ジ・エンド・オブ・センチュリー


パイレミアス信者の拠点から回収した書類、リーハが夜半までかけての解析により、パイレミアス神殿の全貌がほぼ明らかになる。
そして、アンハーグ市議会の議長、ヴェトランドとの関係も。
明けて早朝、この事実をエミリア・ハートの祖父、アンハーグの有力者であるアベル・ハートに託す一行。
そう、今日彼らには、やらねばならぬ事があるのだ。
プリムラの魔法で乗騎を強化し、一路オッドの町に急ぐ冒険者達。
囚われの巡礼を一刻も早く救い出すのだ。

半日で100マイルを踏破し、オッドの町に到着。先ずは入念な調査に入る。
一羽の鷹に変身したプリムラの上空偵察だ。町の様子、とりわけ虜囚の位置と状態。警護の配置。それらをすばやく見て取る。
さらには、礼拝堂の鐘楼に伏兵*1が居る事まで突き止めた。目のいいプリムラであればこそ看破できえた事だ。
これらの情報を元に、入念に作戦が練られた。

*1:ドラウのローグ・ウィザード。遮蔽によって射撃から身を守り、また呪文からの耐性も高い。おもにワンドでの攻撃がメイン。で、あったのだが…。