■「スターライト☆ぱ〜ふぇくと」 


読了の6
火浦功のスターライトシリーズ、「スターライト☆だんでぃ」「スターライト☆こねくしょん」「スターライト☆ぱにっく」の三冊に、書下ろしを(ほ〜んの少し)加え、一冊にまとめたもの。
いや〜、古い。そーだよなー、オレ中学生だったモンなぁ。読んだのは高校生になってからだけど。
読み返してみてイロイロ意外に思ったり。
や、ボギーこと、鳴海甲介が全然若かったり。29歳!オレより年下ジャン!そーだよなー、オレーも若かったモンなぁ、なにせ高校生だモンなぁ。(←もうエエッチュウネン)
そして案外活躍する。きちんとSFアクションしているではないか!(どど〜ん!)
なんてこった。

もとより、火浦功は わ り と ま と も な 小説を書いてるんだよ。定石に則った、スタンダードなお話を。
それが進むにつれ、こう、グダグダの、ありゃりゃコリャリャに変わっていくという…、わはは。
三作並べると、実にコレが顕著で。「ぱにっく」なんざ、主人公の一方のヒロイン、ジギーなんかなんにもしてないもんなー、困ったもんだ。

今回、完本として新装版がでた、最大の読みどころは、実はあとがきだったりします。
なんといーか、時を越えるあとがき?
作家のいーかげんさが赤裸々に顕わになっておりますのことよ、ご一読を。や、立ち読みでイーと思うが。