正義の味方

塵骸魔京 ライダーズ・オブ・ダークネス
読了
18禁ノベルゲーム、そのノベライズの二冊目。作者は海法紀光。下敷きになったお話は、ビーストバインドのキャンペーンでプレイした内容という触れ込みの作品だ。
カラー口絵のあと、本編の始まる前。通常なら謝辞や献辞が述べられている箇所。其処にはこうある。
涙で渡る血の大河
夢見て走る死の荒野
         「誰がために」 石ノ森章太郎

この巻、本当に内容はこんな感じなのだ。
前巻を読んだときにもメタルヒーロー物がプレイしたくなったが、今回マジカッコよかったよ。
「正義の味方は正義ではない」
「正義は理念であり、正義の味方は行動だ。行動の結果正義がなされるとは限らない。」
「正義、誰もが幸せな現実。実現は不可能に近い。」「だから味方する価値がある。」
そうだ、そして風にたなびく「正義マフラー!」
いやいや、ビーストバインドがどうしたってよかさ、スゲェRPGがやりたくなるぜ?