最後の戦い

○その戦闘を彼方から(400フィートくらい)から見ている存在がありました。
「奈落に落ちた帝都」その中心部、邪悪な祭壇の守護者にして、アビスより来る最強最悪のデーモン…。
「こんな存在が突如テレポートしてきたよ!」と、DMフィギュアを置きます。

バロール様です。
○死闘が繰り広げられました。
DMである僕も、これほどの高い驚異度を誇る敵を使ったことは初めてでした。データは読み込んでいても、実際の戦闘での動きに無駄が増えます。
とはいえ、それは英雄一行にも言えること。高い呪文抵抗と、白兵戦能力。ことに一撃即死のヴォーパルソードの特殊能力が発動しなかったのは幸運としか言いようがありません。
気の遠くなるような長い戦闘の結果、漸くに一行は勝利します。が、次の瞬間地獄の大爆発!ホントに酷い敵ですねバロールは(笑)
しかし更なる幸運に恵まれ、一行は誰一人欠けることなく生き延びます。*1

   *    *    *
要塞都市は陥落し、伝説に歌われた剣姫は死んだ。
オーク達は勝利の凱歌を歌い、人々はつかれきったその身体を寄せ合って生きている。
この年、中原を吹き荒れた戦乱という暴力は多くの暗い影を世界に投げかけた。
その影の中で、最悪に敢然と抗い、勝利した英雄達が居る事は、終ぞ歴史は伝えてはいない。
英雄達は去った…。何処へ?
それを語るはまた、別講といたしたい。

*1:大規模ダメージによる即死判定を、DM忘れていましたwいや、疲れてたんだよ、実際。