日本沈没
スピリッツで連載中のマンガ。もちろん原作は小松左京のアレ。
映画化の連動企画とは知っていたが、監督が樋口真嗣だとは知りませんでした。巻頭特集の対談読むまでは(笑)
ああ、ローレライ好きだったからなぁ、オレ。楽しみにしちゃうかも。

マンガの方は相変わらず無闇にアツイ。

○「ちーちゃんは悠久のむこう」
日日日 とかいて あきら と読む。作者の名前だ。変わったペンネームだなぁ。
ゲーム仲間の田村さんがやたらしつこく薦めるので読む事に。や、買ったのは冬だったような?いまはもう梅雨に入ってますね(笑)ずうっと積読、すまねぇ。
一読してナルホド田村さんが酷く影響を受けているのを感じたり。癖のある文章ですな。
古いようでいて、新しいようでいて、ルーツのちょと判らぬ感じを受ける文体。キレてるんだか、ハジケてるんだか、そういうのともまた違う。
言葉の使い回しが一種独特なのだろうか?この辺はまるでセンスの世界だなぁ。
この本は、作者の作の中でもブンガクに近いらしく、舞台立てはライトノベルなんだけど、切り込み方が村上ハルキ?というか。
表4、つまりは裏表紙で「ホラー」と解説してあったんだが、イヤイヤ、サスペンスですな。ミステリでもオカルトでもなく。主人公の一人称の視点や、非情にして無常を漂わせた描写などはハードボイルドですよ。主人公、高校生だけど。
きりきりと撓められていくテンションに、むむううっと引き込まれ、一気にラストまで。
あ、やや。
御免なさい、やっぱりホラーですた。
ラスト、ちょっちキタ。

○小娘オーバードライブ2
上記の「ちーちゃん」を読む前に読んでた本。笹本祐一
軽妙で洒脱な文章。あくまで軽い口当たりの、活劇中心、キャラ中心。読み易いの極地。
の、筈なのだが。はて。
読んでてとても眠くなるのだ、退屈なのだろうか?
お陰でコレ一冊に随分と時間を食われたよ・・・。
道具立ては良いのでRPGのシナリオネタにはなるけど、どうしたものか。