雷雨

夕立、激しい雷雨。雨の中を突っ切って食堂に夕飯を摂りに行く。
今日は一日資料作成がメインでマシンをオペレートしていなかった。
していたら雷鳴は正しくガクブルの兆候なのだ。
ちょっとした停電でも一日の成果が全滅になりうる。何所の職場でも、まぁ珍しくは無いだろけど。

何時の頃だかは忘れた、相当昔の話。僕がまだまだペーペーだった頃(今でも下っ端には違いないがw)。
上福岡の工場で、近くの変電所に落雷があった事がある。
当然のごとく工場への送電にも影響は出るわけで、工場機能の一部が麻痺した。
完全沈黙ではないにせよ僕の職場はSTOP、次に何時とまるかもしれないしね。
仕方ないのでずうっと稲妻を見ていた。
雨は降っていなかった、ただ雷が繰り返し空を走るだけ。
普段は決して上る事の無い建屋の屋上で(結局、上ったのはそれが唯一だったな)ぼんやりと眺め続けた。
他にやる事も無いしね。

今は雷があっても空を見上げる事は無い。雨を避けるため、下を向いて駆け抜けるだけだ。