見つけてしまったからには捨てても置けまい

ドラッヘンシュタットでLvアップのための訓練を行う一行、その最中に町で異変が起きます。街の中心でナイトメアが暴れているのです。
騒ぎを聞きつけて駆けつけたジャーディル以外のPCたち*1此れを看過出切る訳もありません。
特にパラディンのアーサー・キング、乗騎のダイアーウルフ「キクチヨ」にガーネットと共に跨ると颯爽と駆けつけ、ナイトメアを撃退します。
大衆の声援を受けながら広場をウイニングラン。前回のホワイトドラゴン撃退とあわせてドラッヘンシュタットでのアーサーの名声はとどまるところを知らない感じです。
(その様子を冷めた目で見るレルマー、げんなりした感じのスミリフ、遠くから響くアーサーコールで初めて騒ぎに気付くジャーディル)
ガーネットを鞍の後ろに載せて、衆人の歓呼に手を振って答えます。はっきり行ってご満悦です。

本当の事件はその晩起きました。ガーネットがスミリフと就寝するテントが襲撃されたのです。
敵はトーチポートで出会ったことのある女ドラウ、ヘルガ。
彼女は「我が主、ジルコニア様のお召しだ。私と来てもらおう。」と言ってガーネットにヘクスブレードの呪いとサジェスチョンをかけます。
ですがこの術はPLのダイス目が奮い、二つ共に抵抗に成功します。
「貴方は変わってしまったというの、ジル・・・」哀しみのガーネット。
スミリフの必死の抵抗と、駆けつけてきた仲間たちによって不利を悟ったヘルガはワンドを使って逃走します。
「私より先に出会ったというだけで・・・。あの方の心に住む事が出切るなど!私は認めないぞ、女!!」
深夜の闇の中に、ヘルガの残した叫びが響きました。

*1:聞き耳に失敗しましたw