積雪

朝方、出社する時刻頃から降り出した雪は、仕事場に付く頃にはすっかり世界を白く染めていた。

雪の日は静かで良い、こんな日は読書をして過ごしたいものなのだが。
稀に、晴耕雨読といった生活にあこがれる事がある。
五十嵐大介の「リトルフォレスト」みたいな生活。いや、畑いじりなんかやった事が無いんだけどね。まぁ、言われるまでもなく、逃避の一種なのだけれど。

雪は、仕事が終った頃には止んでいた。


通勤時に陰摩羅鬼を読み始める。まだ読みさし。
久し振りの京極の文章は、ねとねとしていて気持ちいい。
問題になるのはそのサイズなのだけれど(とにかく厚い、レンガみたい)
最近冬に使ってる外套のポケットにすっぽりと入ってしまう。
流石だ。陸上自衛隊、野外作業服は伊達じゃない。
本の重みで服が右に引っ張られてしまうけどね(笑)