妬心

うん、勤務のサイクルに入ると、とてもじゃないが艦これとかやっている気力はないね。ひたすら眠い。

新堂エルの新刊を読む。
以前書いたかと思うが(かいたっけな?)、新堂エルには嫉妬するばかりだ。だがまぁ、憧れはしないんだが*1
今回は短編集で、ゆえにか彼の悪癖、というか性癖が顕著に感じられて。いや、まぁ、こういう趣味の人だとは(同人誌とかで)知っていたけども。*2
先鋭化しやすい、この手のエロ漫画のなかで、それでも放り出す程の嫌悪感や不快感*3、邪悪を受け取らないのは、基本彼が陽性の人なのか、それとも、その諧謔が自分に向けられているからなのだろうか。
まぁ、とにかく。ラストの話が、グロテスクなのに和みを含んでいて、それで再び嫉妬したという次第です。

*1:「天才は認めるが、好きにはなれない」と評された山本直樹という漫画家とかな

*2:甘詰留太も『満子』とかで似たような話を書いているのに、嫌味がないのは何でだろうね。いや、決して愉快な話ではないというのは共通しているんだけれども。

*3:ほら、アレとか、アノひととか