EA#10「光と闇の後継者」

アリアンロッドRPG 2E シナリオ集 エリンディルアドベンチャー

アリアンロッドRPG 2E シナリオ集 エリンディルアドベンチャー

■今回予告

世界の危機は去った。あとは、因縁を残すのみ。
グランフェルデンを興し、そして、グランフェルデンに仇なす者。
伝説の英雄にして、呪われし王者。
妖魔将軍コークアンが、キミ達と決着をつけるために待ちかまえている。
物語は、最終章へと至ったのだ。

アリアンロッドRPG 2E エリンディルアドベンチャー
『Successor of the Lights & a Dark』 第九話

「光と闇の継承者」

古き都グランフェルデンで、皆がキミ達を待っている!

今回だけ、副題のDarkに a をつけている。
本来ならば、Darkは単数形にはならないのだが、これは自分なりのこだわりというか。今キャンペーンのテーマとかかわりがあるというか。
だから、いわなきゃ誰も気づかないところで遊ぶなよ。とも、思うけど(笑)(だから、今言ったwww)

もとより、&のつくタイトルはやりたかった。ダンジョン&ドラゴンズとか、マイト&マジックとか、シャイニング&ダークネスとか、ファファード&グレイマウザーとか、そんな感じの。
ダブル主人公による、過去と因縁の物語。相対関係にある物語のスパイラル。そーゆーのを目指した。
したら、PL側から「二人は双子」という爆弾を投げられ、一時期死に掛けたんだが(笑)
だが、おかげでより物語は密接性を増し強固になって、よかったと思う。(その分、複雑化してしまったがなー)

チャットセッションのGMは初めての経験で、情報の提示に不慣れというか、不備があったことは否めない。
それでもやはり、構造上、複雑な物語はチャットでは難しいのでは?と感じさせられた。
ぶつ切りになって、PLが覚えてられないんだ。
や、ただでさえ、数話にまたがって伏線を張るオレだ。その一話一話が、数回にわたって、不連続に語られるのだから致し方ないのだ。たぶん。
ロールプレイが激減するのも、実は問題で。チャットのやり取りで、スムーズに会話するのは実に難しい。
呼吸は盗めないし、目線での振りもできないし、抑揚を使ってのニュアンスの表現もできない。オレは、GM中上半身全部使って、身振り手振りで進行するので*1、持ち味は完全に殺されている。
その分、文章で凝れる、という利点はある。前もって、準備しておけば時間短縮になるし、元より、かなりの量のテキストを前準備する方ではあったので、このやり方は性に合っている。
なお、チャットでも、生中五杯節とでもいえるものは出ているらしいので、その発見もうれしい。

戦闘は時間がかかるけど、問題なく進行できる。
というか、タイミングや宣言などの管理をきちんとやるようになったので、そこは良いところ。
戦闘中に中断しても、次回スムーズに再開できるとこも実によい。なんだかゲームみたいだ(笑)
今日のセッションでは、一回だけ戦闘を行った。
6時間くらいかかった。Oflineならセッション一本分だ。だが、この戦闘は、序盤の導入の戦闘に過ぎない。
それくらい時間がかかる。
多分、キャンペーンクライマックスの戦闘は3日くらいかかるんじゃないだろうか。
(ああ、なるほど、これではお話を忘れてしまうのも、無理ないではないか!www)
オレは、FFのラスボス戦みたいなのをやろうとするの、もっとかかるかもしれない。PL諸氏、ごめんなさ。先に謝っておく。

シナリオは、あと少し。
残っているのは、クライマックスと大団円くらいか。
8月中には終了する予定。

*1:オレのGMが面白いというより、GMしているオレが面白いとか、言われたことがある