- 作者: 安彦良和
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2012/12/13
- メディア: コミック
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事情があったのかどうかは知らないが、一巻のときとでは雰囲気が違いすぎる。それが悪いとは言わないが、しかし、安彦絵の大河ロマン歴史伝奇マンガには似つかわしいとは、終ぞ思わなかった。
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一点だけ。
踏み絵のシーンで「踏んでしまえ!神はそれをお許しになる。そんな物には神は宿らない!」と天草四郎が叫ぶところがよかった。そうだよな、歴史の授業で習った時には知識がなくて気づきようが無かった点だ。そもそもキリスト教も偶像崇拝を戒めているんだ。当然だ。
そしてその後の、知恵伊豆の弁も良かった。
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国性爺の話は、筋はすごく好みなので、このマンガのようにいろんな所で題材にとられたらいいなぁ、とか思ってます。