■トレーラー

ニューロエイジに君臨する巨大企業(メガコーポ)、千早とイワサキ。
彼らは光り輝くペルソナの裏に、利益を得るための獰猛な牙を隠し持つ。
そしてその牙が、次世代IANUSを持つ少女をめぐり、火花を散らす。
精鋭対精鋭。
二大企業によって集められたプロフェッショナルたちによる影の戦いが、今幕を開ける。

トーキョーN◎VA The Detonation
Shadow War』

運命の扉は開かれた、存分に戦うがいい。

■キャスト

1)エグゼグまたはクグツ
  千早グループの企業工作員。今回のチームの作戦指揮官。

2)クグツまたはカブト
  千早重工後方処理課所属。被験者の娘、フィーナのエスコートを命じられる。

3)カゲまたはチャクラ
  フリーランスの荒事屋。イワサキに煮え湯を飲まされたことがある。

4)カゼまたはタタラ
  フリーランスの運び屋。クライン博士の友人。

5)フェイトもしくはニューロ
  フリーランスの情報屋。新世代IANUSに興味津々。

6)エグゼグまたはクグツ
  イワサキ・グループの企業工作員。今回の特別班の、編成と運用の責任者。

7)クグツまたはカブト
  イワサキ情報処理局所属。被験体の娘、フィーナの確保を命じられる。

8)カゲまたはチャクラ
  フリーランスの荒事屋。千早重工後方処理と浅からぬ因縁がある。

9)カゼまたはタタラ
  フリーランスの運び屋。クライン博士とは旧知の間柄。

10)フェイトまたはニューロ
  フリーランスの情報のプロ。次世代IANUSに興味を持っている。


細かなレギュレーションの元、お互いのスタイル情報まで隠してチーム編成が行われる。多分ここら辺が一番面白いところなんだろう。
かくて、簡単なチームミーティングの後に、ゲームは開始された。


■千早チーム
1)服部エビ蔵(はっとり えびぞう) クグツ◎=タタラ●=バサラ
イワサキの抜け忍。かつてはお庭番衆で、若者たちを育て導く存在であった。だがしかし、何の数奇かその若者たちと命を懸けて争わなければならない。彼は、己が血塗られた運命に涙した。と、言っていたが、イワサキ側はこの言をまったくのスルー。よって、彼一人によるまったくの妄言となってしまった。
2)垣崎 椿(かきざき つばき) クグツ◎●=カタナ=カゲ
千早雅之のストーカー女。高じて千早重工後方処理課となった極度の変態。雅之のことを思うだけで、どんなダメージも大体21点位止められる。査察部内で、社長の私設ファンクラブ「秘書課」を組織する。
4)「風の」才蔵(かぜのさいぞう) カゼ◎=カゼ=カゲ●
武田騎馬忍者の末裔。馬を戦闘用バイクに乗り換えて、ニューロエイジの闇を生きる、ハイスピードニンジャ。アクションランク3から、差分値二倍の通常攻撃が飛んでくる。殺度高し。
5)ブレインボックス(ぶれいんぼっくす) ニューロ◎●=ニューロ=マネキン
箱型全身義体におさまった、凄腕のニューロ。いつか自分の肉体をすべて取り戻すために、今回の仕事を請け負った。ポルターガイスト要員。

■イワサキチーム
6)稲荷 禅秀(いなりぜんしゅう) エグゼグ◎=ハイランダー=アヤカシ●
本性は稲荷明神の使いの狐。災厄以前の昔から、財貨を操っては人の世に溶け込んでいた。今回のケースも、彼にとっては古来から連面続く闇のパワーゲームのひとつに過ぎない。
8)マッドハッター(まっどはったー) チャクラ◎=チャクラ=カタナ●
起動千早から出奔した家出少女。脱出の際、激しい戦闘で深手を負った彼女を救ったのは、イワサキの調査局だった。彼女はそれを期にスタイルを変え、己が故郷に牙むくこととなる。ウェットにして無手、《徹し》と《カマイタチ》を得意とする。
9)成行未来(なりゆきみらい) カゼ◎●=カゼ=バサラ
80年代からタイムスリップしてきた暴走族少年。時使い。何の因果でイワサキの裏仕事をやる羽目になっているのかは一切不明。ただ、ドライブテクニックには相当自信があるらしい。
10)一(いち) カリスマ●=ニューロ◎=カゲ
箱型全身義体を運用する謎の一族、メカ沢一族の少年。呼び名は仮称であり、功を上げ一族の者に認められて、初めて名を名乗れるのだそうだ。優れた電脳使いであると同時に、恐るべき精神戦の達人でもある。

ファーストコンタクト、リサーチの1シーン目。PL全員で顔合わせし、軽く戦闘となる。そこでいきなり、最初の判定で、才蔵が一をひき殺す。一、フラットライン。シーン終了。

神業で蘇った一とともに、イワサキ陣営リサーチを開始。次々と項目を突破し、シナリオを進行していく。
一方、千早は先手アドバンテージの余裕か、クグツ二人が、新星帝都大学で講義を受けたり、クラムチャウダーを食べたりしていて、リサーチが進まず。

結果、対決イベントは3対2でイワサキが勝利し、クライマックスはイワサキ有利でスタートする。

クライマックス。MAPを使ったチェイス
さっそく千早の才蔵と椿が、エクソダスでイワサキにエンゲージを試みる。ここで割り込んで一のインセンサブル発動、範囲シーンの精神攻撃。これを機に、壮絶な神業の応酬が始まる。
結果、インセンサブルは打ち消され、エクソダスは成功。椿が二天一流を振るおうとするが、マッドハッターのマカブルが椿に通る。椿、死に際にマカブル一発、インセンサブル一発。だがしかし、どちらもマッドハッターのフェニクスがそれを阻む。
才蔵、インセンサブルで一を葬る。ちなみに、一連の流れで、結局才蔵は一をこのアクトで四回殺している。
エビ蔵、バサラ《変化》で次々と重火器を作り出し、プロットを消耗した成行やマッドハッターに叩き込む。成行、マッドハッター、共にフラットライン。
一人生き残った禅秀、グローリアスの運転手(エキストラ)をせかし、状況からの離脱を試みるも、エビ蔵のトライキャノンの直撃をかわしきれず、せめてはと、伴っていた少女を庇い爆死。その後、ディスアペア。

勝者、千早重工。
合計死者数四名の壮絶な戦いでした。まさにWar。
諜報力に優れたイワサキを、千早の火力が押し切ったという形でした。(アレ?なんかおかしいぞ)
いやー、皆さんお疲れでしたー。