ヤマトの家計簿

歯医者。

南古谷に行く、映画を観るため。
時間のつながりが良いので、二本。武士の家計簿とヤマトだ。

武士の家計簿
内容が内容なだけに淡々と進んでいく。
時は天保。飢饉があり、黒船が来航し、幕府の改革が大ゴケしたりとかする、遠山の金さんなんかが活躍した天保年間である。
でも関係ない。そんなこととはほとんど関係無しに、物語は淡々と進んでいく。
やがて戊辰戦争が始まる。ちょっとだけ関わる。息子が出征するから。大村益次郎が一瞬だけ出る、息子の手紙に。
そのまま息子は立派になり、主人公は老いて死ぬ。淡々と。
特に言いたくなるような箇所も無く、淡々と終わるのはまぁそう言うものだとも思う。
でも、食い足りないのも事実。
もっと貧乏と戦うとか思ってたしね、オレ。
や、中盤の訥々としたやり取りは凄い好きだけど。

SPACE BATTLESHIP ヤマト
やぁ、冒頭の艦隊戦はいいなあ。宇宙艦隊ってーだけで、オレなんか5割り増しだからなぁ(笑)
パンチ一発で他の男共を殴り倒し、戦闘機を自在に操って戦う鋭い目つきの女。これが森雪。
退役宇宙軍士官で、コスモゼロのトップガン。営倉の主で、階級章がなけりゃ街のチンピラのボスにしか見えない。これが古代進
や、これはこれであり。(どうせキムタクにはコレしか出来ないし)
ガミラスイスカンダルの解釈も、短い時間で収めるならこの手はありだ思う。コスモクリーナーXに関する辺りとか、逆に上手いとも思った。
ガミラス星人が、ほとんどスターシップトルーパーなアレで失笑しましたが。しかし、そのシーンはアナライザーのかっこよさにシビレまくっていたのでなんの問題もありません(笑)
でも、デスラーの最後の捨て台詞はないよなー(笑)
全体に流れるオサレ感覚の無い、レトロSFの雰囲気はかなり良いですよ。ブラックタイガーとコスモゼロ*1、かなりカッコイイし。

映画館で売ってたヤマトの制服。ちょっと欲しくなった。

*1:アレには大爆笑しましたが、ヴァルキリーかよwww