「悪」と言う日本語は本来、反体制・反社会的な人物を指す言葉であり、訳語としてはOutLowの法が正しい。これをEvilの訳として当てたのは、明治の頃のいくつかある勘違いの一つだと思っている。しかし結果、今では日本語の方が英語の意味に引っ張られて、悪の字義は変ってしまったわけだ。
そも、本来日本語にはEvilに相当する言葉がないようにも思える*1。なのでコレは仕方ないことなのだろうな。

「手があたたかったから」
コレで十分だよな。主人公の行動を説明するに十分なんだ。

没義、不義、非道、罪。しかし正義を名乗る連中の、愛の無いこと。
悪役に求められるのは、この愛のなさだよなー。

*1:Loveに相当する日本語が本来無かった様にね。