- 作者: 安彦良和
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/09/18
- メディア: コミック
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登場人物が軒並み身の上話をする。特にエゲレス忍者のぶっちゃけが凄い。
そのエゲレス忍者と松浦党の若者のやり取りが、コミカルになっていく。
スペイン人、負けフラグ立てすぎ。天草四郎も。
それでも、しかし、こわもてオランダ人がラスボス顔で登場。…登場、つまりは、巻き、ってことだ。
全体の持ち味が軽くなって、歴史大河の凄みが雨散霧消。残念至極。
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次巻以降、明朝の君を掲げて、清と戦争するくだりはあるのだろうか?
クリスチャン武士の最後の晴れ舞台なんだぜ?
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付記。
それでも面白かったんだ。それは間違いない。
オレの一巻のときの興奮が、この二巻の評価に影響を与えているのだろう。