やまむらはじめ

天にひびき 2巻 (ヤングキングコミックス)

やまむらはじめは、怪力乱神だのＳＦだのを描かないで、青春を描いている時のほうが、オレは好きです。
・
空を泳ぐように駆け抜けていく天才を、必死に努力で追いかけていく一途な青年の話。なのかなぁ。
青春の苦悩と挫折。足掻く若者と、足掻くことに疲れた大人がすげぇ好いんですよね。この人のまんが。そこ中心に描いてる、と思う。
だから、必死に努力している凡人を余所に、颯爽と駆け上がっていく天才を描くマンガにはならないだろうなあ、とか（笑）
・
二巻の最後に美月再登場、ってーのはオレも正しいとは思います。うんうん。
でないと、音楽馬鹿ばかり揃ったこの連中、このままじゃラブ分が進まねぇんだよ（笑）