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虚数霊 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

五年ぶりに見た「虚数霊」の新刊は、やっぱり一巻でした。
１の次は２ではなく、もう一度１なのです。
ややや。
…。
出版社を変えて、仕切りなおしか。
最近増えたなー、こういうの。
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ひさしぶりに読む、むらかわみちおは、やはり優しくて。オレ、この人の光の感じ好きなんだよね。
内容としちゃ、朽ちていく東京で、骨董屋のねーちゃんが、相棒のクマのぬいぐるみと一緒に奮闘する話、なんだけども。
独特なのは、登場する人々に対する視点と言うか。まぁ、捉えようによっちゃ、老人くさくもあるんだけど。
老成した語り手の、落ち着いた声を聞いているような、そんな雰囲気をオレは感じていたりとか。
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や、物語を語るは、無粋だわなぁ。読むのが一番。
オススメ。