飛んでリンボ

とうとう来ましたメリダ島、ウォーフォージドのガレー船に先んじること3時間。
しかし先んじたは良い物の、具体的な打開策が在るわけでもなく。とりあえずぶっ倒したサイクロンの経験値でレベルアップとか。
冒険者が寝ている間に、団体さんの到〜着〜。

ニキは自身のルーツを知るために、単身、蛇の大僧正の元へ。それを追いかける冒険者
たどり着いた一行を前に、語る大僧正。彼の語り得る限りを。「花嫁」の意味を。
伝えるべき事を伝えた大僧正、今度はみなの前でやりたかったことを実行。
一万二千年になんなんとする、悪の地下帝国の最後の首領としての矜持を見せるときなのだ。
それはすなわち「自爆装置」!
火山を刺激し、メリダ島もろともウォーフォ−ジドの軍勢を滅ぼすたくらみ。
もちろん、島に残った民草はもろともに道連れ。つーか、シャドウ・ストーカーの生贄に捧げる仕掛けが、すでに作動済み。
ここで大僧正は高らかに問う!
人の子よ、キング・ナバロンの秘宝に通じる門はこの島に在る。今なら、秘宝にたどり着くことが出来よう。しかし、そうすれば民草は見殺しにせねばならん。みな、哀れアンデットの生贄じゃ。
「さあ!どうする!どうする!どうする!ヒーロー!!!!!」
えー、ナバロン・ザ・ディープは秘宝をゲットする方を選びました。民間人はNPCで何とかしてください、だそーです。
あーいー。

門を開いて地下の奥底へ。古い水道をたどって、キング・ナバロンの秘宝を目指す。途中、幾つかの遭遇がありましたが、景気良くぶっ散らばして。
たどり着いたのは、ポータル。どうやらリンボ界に通じている様子。この向こうに秘宝が、いやさキング・ナバロン本人が待っているのか。

てなところで、カイラーヴィンが追っ手の存在を察知する。
果たして現れたのは、雷馬龍(レイ マーロン)。フーリンの兄弟子にして、師匠の仇。天剣絶刀の遣い手にして、顕正虎月剣を持つ男。
彼は「海賊狩り」を名乗り、キング・ナバロンの秘宝の封印を宣言する。
もちろん、お宝を前にしてナバロン・ザ・ディープ一行が黙ってそれを見ているわけもなく。激しい戦いが始まったとさ。

強烈な魔法の攻撃。いやいや、マーロンはカンフー遣いなので、アレは魔法ではなくて、勁だとか気だとかそういうものですよ。(エヴァーズ・ブラック・テンタクルスや、クラウドデスの中国拳法的原理説明がどうなってるのかは不明だけど。ファイアボールはほら、カメハメ波。バイト・オブ・ワータイガーは形意拳なんだよ)
マーロンは高速化された強力な術を繰り出すも、結局は手数に押し切られ、ついにはテレポートでの撤退を余儀なくされる。
おーぼーえーてーろー。

リンボに槌音が響く。
イリシッドのマキナと名乗る人物に導かれ、一向はキング・ナバロンとの対面を果たす。
キング・ナバロンは全てを知り、そして知り得るを語る*1
そして託す。彼が鍛えし秘法「聖銃*2」を。
願わくば、一人のただの女のために、今はもう死んでしまった女のために、神を殺してくれ、と。

全12回の予定ではじめたこのキャンペイン、これまでですでに11回。
後一回では終わらなさそうではあるが、実際のところはDMにもわからない。
まだ、選ばれていない選択があるからね。
*3

*1:しかしあれだよ。ここで語られた内容は、あの世界では知っているのは神様連中ぐらいのモンなんだよ。実際。

*2:またの名をN,E,P、すなわち非エントロピー転移門投射装置。正確には武器ではなく、タイムマシンの一種。

*3:「そう、それが世界の選択なのよ」