エビロン


さて、本格的にキャンペーンが始動する二回目のセッションだ。シナリオは公式のもの。
以下、ネタバレ多数ゆえ、プレイの予定のある方は回れ右をお勧めする。









最終戦争の影 (ダンジョンズ&ドラゴンズ冒険シナリオシリーズ)

最終戦争の影 (ダンジョンズ&ドラゴンズ冒険シナリオシリーズ)


ホットスタートで仕事の依頼。美女の依頼人は雲を掴む様な話を持ってきた。
だが、仕度されていた装備と準備金は、彼女の本気を分からせてくれたし、実際にすこぶる危険なのは確かなのだ。
蜘蛛の糸を手繰るかのごとき探索だが、成功すれば得るものは大きい。
結局俺は、なんだかんだと言いながら、大いに乗り気だったのだ。


話がまとまったところで、DMがブゥワサっと大判の地図をテーブルに広げる。
おお、ワールドアトラス。
詳細に書き込まれたカラーマップには、主要都市とその街道、そしてエベロンの心躍る乗り物「ライトニングレイル」の路線が書き込まれているのであった!YAHAAA!


MAPを前に、探索の方策とルートを相談する。取れる移動手段の確認と、それぞれの利点と欠点を一つ一つ検討する。
おぉう、イイネ、やっぱりファンタジーは地図なんだなぁ。


話し合いの末、やはりライトニングレイルを使用することに。うほ、魔法の列車、電ラ○ナー(笑)
飛空挺と並ぶエベロンの顔ですからのぅ〜。
「では、次の街に君たちは着きました」
ちょっとまて〜!
せっかくのライトニングレイルだ!なんかこう、描写とか無いのかよっ!!
「え〜、じゃあ…、プゥワァ〜ン 次の街に着いた」
プゥワァ〜ン、じゃねぇ〜〜!!一瞬かよっ!
「……、♪〜♪(世界の車窓からのテーマを歌いだす)」
そうじゃあなくてえぇぇぇ バンバンバンバン!


まぁ、いいんだけどね。旅情はD&Dの主題ではないし。


閑話休題
目的の遺跡へのガイドと接触、雇い入れることに成功する。
が、このガイド、地元のヤクザ者とのトラブルを抱えていて。我等で(正確には戦士レフィーが、だが)厄介事は解決してあげる。
うむ、暴力ほど雄弁なものは無いな。しかも、人種を問わず、言語を選ばない(笑)


ガイド自慢の地上車で遺跡へ。
到着してみれば先客がいるではないか。
遠くから観察するに、なにやら秩序にして悪の組織の構成員の様子。
人数はこちらの倍以上だが、なに、喧嘩は数ではないよ。先手必勝!


や、実際危険な戦闘だったのですが。ウォーフォージドの戦士、レフィーの与える大ダメージと薙ぎ払いの効果が圧倒的で。
クレリックのウィィが、死者退散で敵僧侶の操るスケルトンを撃破、四体いたスケルトンは戦闘に参加することも出来なかったな。
さらには、エルフウイザードのティアリスのグリースによる戦場コントロールが、われらの優位を確定します。
その間、オレが操るアーティフィサーのグラハムはといえば、戦場の横っちょで、地味に陽動とかしてました。フィスト・オブ・ストーンとか使ってみたけどさ、つくづく戦いの似合わん男だよ。


礼拝堂で死者から聞き込みをしている男を発見。
話しかけると、オレはヴァンパイアだ〜、とおっしゃる。
とりあえず囲んで、ボカスカ殴ると死んだので、どうやらヴァンパイアではなかったようだ。


遺跡の中央、形の残っている唯一の建物の中で、先ほどの組織の一員と思しき一団が、床石を引っぺがす勢いで探索中。
話しかけると、「死ね」とのそっけないお言葉。
まぁ、レフィーが突撃すると3ラウンドで全滅と相成りましたが。
ここが最後の部屋。
色々と仕掛けがありまして。プレイヤー一同、みんなであれこれと頭をひねる。
あーた、あれだよ、このシナリオさ。地図で移動したり、PLに謎解きさせたりとさ、なんか懐かしいノリのシナリオだぁね。かえって新鮮なくらい(笑)


なんとか、問題の回答にたどり着き、隠された秘宝のありかの手がかりを手に入れる。
ふむ、以降は次回の講釈ですな。
次は本格的なダンジョンアタックの予感。もしかしてメリケェーーーーン!か?