裁き

■RPGシナリオっぽいもの、システム未定。

とある殺人事件の犯人として告訴を受けたのは未成年だった。
まれに見る凶悪犯罪のため、死刑宣告をもありうる状態。常々死刑制度の見直しを求め、死刑と言う野蛮な制度の廃止を最終目標とする「良識ある弁護士のグループ」が彼の弁護を買って出た。判例主義が主流となるこの国の裁判において、未成年に対する死刑宣告は未来の司法制度に負の遺産となると考えたからだ。
しかし、被告となった少年の法廷での態度は劣悪。裁判官、ならびに並々ならぬ関心を持って見守る民衆の心象を悪くする一方だ。終には世論の矛先は弁護団にも向けられ、彼らは孤立する事となる。
死刑宣告は免れ得ない。
このことを漸くに悟った弁護団は、非常の事態とし強硬な手段に出る。
少年に、死刑判決が下されるまでに事故死してもらうのだ。
PC達は正しい司法の裁きを下す為にも、少年を弁護団が雇った殺し屋から守らねばならない。

一連の騒ぎの中で、一番苦労しているのは弁護士じゃないか知らんと思ったり。
別に彼らが守りたいのは、彼らが掲げた理想であって、被告席のイカレポンチではなかろうよ?、と。

システムはGUNDOG?思いついたはいいが、きっとやらない。
不愉快な思いをPLにさせるからね。(ホントはこんな文章をWEBに晒すのも感心できる事じゃなかろうが)

レレレやまよキンは、この手のネタをユーモアに落しこめるのが強みだよなぁ。