夏の夜の…

夏に涼を得るに、自分は扇風機以外の手段を持っていなかった。もちろん、それで凌ぐには限界がある。そんなときにはビールをかっ食らって寝てしまうのであった。
さて、それが去年までの話。
居を移すにあたり、自室にもエアコンを導入するを決意したのである。なんとなく堕落のようにも思えたが、夜勤にあたり、日中仮眠を取るのに必須なのだと自分を納得させた次第。まぁ、現在その必要はなくなっているのだが。
昨日、初めてエアコンを作動させた。快適快適。
快適すぎて、漫画を読みながら寝落ちをしてしまう。目覚めたときには、鋭い頭痛。むう、これはしまった体を冷やしたか。
利器を用いるには、使用するものにも応じた注意が必要。過ぎたものを用いれば自身の身をもって其れを知る。
いや、ちと大げさか。
まぁ、何事もほどほどに。