激戦

ディヴューク、ブレザウ、ともに新しく和訳された「奈落の軍勢」から登場である。PL側にも、その能力を詳しく知る者はいない。未知の敵と戦う緊張感がバトルグリッドを支配する。
ブレザウは猪突猛進型の強力な戦士、超大型のランサーは絶大な破壊力を持っている。
間合いの広い武器への基本的な対応、すなわち懐に飛び込んでの白兵戦を仕掛けるスターマスター。
ディヴュークは非実体の存在、更に接触には即死の効果がある。
手近な対象に接触を繰り返し、耐久の能力値ダメージを与えていく。きわめて危険な攻撃。
非実体の命中失敗確立に加えて、高い呪文抵抗をも持ち、対抗手段が限られている。
サバンは決断する、切り札の切り時は今ここだと。以前の冒険で入手した、サモンモンスターVIIIのスクロールを使用するのだ。
そこで呼び出すクリーチャーについての作戦会議が行われた*1
結果呼び出されたのはアヴォラル・ガーディナル1d3体、個体数決定の結果は最大の3体。彼らが所持する使用回数無限のマジック・ミサイルが斉射される。
堪らずディヴュークは転移して逃亡した。
一方、ブレザウは超大型のランサーを手放し肉体武器での戦闘を行っていた。致し方ないとはいえ、これでは致命的なダメージを与えることは難しい。
さらには狂乱状態になった事も裏目に出ていた。確かにダメージは上がるが、防御がおろそかになる上に擬似呪文能力の一切が使えない。
そして、ディヴュークが逃走したとあっては。
冒険者一行は、奈落より来る未知の敵との遭遇に勝利した。

*1:30分くらいやってなかったっけ?