ハイブリッド・フロント

漸くにトーチポートに出立、オッドの街で馬車を調達し速度を稼ぎます。
途中、オッドの街に向かう街道警備の神官*1と遭遇、エスコートを申し出てくれたので合流しました。
そしてトーチポートまであと僅かと言う所で、敵の最後の追撃を受けます。

最初に迫ってきたのは、五匹のフィーンディッシュ・ダイアウルフでした。すばやく察知した冒険者は、巡礼が危険にさらされる前に防衛線を構築します。
五匹のうち二匹は街道警備が受け持ってくれたため、少し余裕のできた一行。しかし、そのすぐ後ろにはフィーンディッシュ・ダイアウルフの召喚者。すなわちパイレミアスの高位神官が続いていました。
次々に呼び出される魔物。ほうっておいては、正面のプレッシャーは高まるばかり、そのうちに圧倒されてしまうでしょう。

「スティンキング・クラウドを!」ドラードの呪文投射。
「平気なようだね。」
「何故だ?」
ディレイ・ポイズンの効果によるものです。そのほかにも複数の防御呪文を入念に施してありますよ〜。

「ブライア・ウェブを使います」プリムラの宣言。
「えっと、どんな呪文だっけ?」*2
「範囲内の目標は棘に絡みつかれます。呪文抵抗は不可です。」
なにぃ!さらりと言うな、そんな事。しかも完全遮蔽になってしまうではないか。これでは呪文が投射出来ん。
棘のダメージに絶えながらディスペル・マジックで解除する邪炎の高司祭。
「ぬう、よくもやってくれたな。ファイアシードプリムラに、遠隔接触攻撃です。」しかもこの攻撃がクリティカルヒット!ダメージは24D6、セーブによるダメージの半減はありません。
74ダメージをプリムラに進呈。
…当然、即死です。
あわてるDM。
「あー、ちょっと待てよ?さっきスティンキング・クラウド張ってたよな。視認困難が20%入ってる。失中判定があるぞ。*3
20面体で判定、1〜4でプリムラへの攻撃はなかった事になります。
そして、はたして振られたダイスの目は「3」を上にして停止します。
うお!「中った、と思った攻撃ですが、プリムラを通り過ぎてなんか遠くのほうで大爆発しました〜。」
やあ、また死体が増えるところだったよ。

何とかフィーンディッシュ・ダイアウルフを撃破し、邪炎神官に肉薄する一行。それに対し、条件作動召喚でビアデット・デヴィルを準備していた邪炎神官。戦闘はクロスレンジでの乱戦に移行していきます。
三体のビアデット・デヴィルを相手取り、一体を撃退したスターマスター。しかし集中攻撃を受けていた彼は、そこで力尽きてしまいます。
「これが最後の切り札です、もう「取って置き」は無いですよ。」
ここで、ヒョウゴがいつもの「取って置き」を投入。ビアデット・デビルの守りを突破し*4、邪炎神官に組み付く事に成功します。
「それが決め手ですね、彼は老化による影響でSTRが5しかありません。」と打ち明けるDM。
アンハーグで長きに渡り暗躍した闇は、大型コンストラクトの腕の中で圧死する事となりました。

*1:ハイローニアスの男性クレリックドルイドの女性、その仲間達

*2:信仰大全の追加呪文ですな

*3:微妙な裁定。というか間違っている気がするぞ、後で考えると。いろいろと。

*4:デヴィルの攻撃が効果的に働かない、コンストラクトつえ〜!