■メモリー (下)  ロイス・マクマスター・ビジョルド


読了の16

帝国にそれと知られた「恐るべき」機密保安庁長官が倒れた!
幼少の頃からの知人であり、自身の厳しい教師であり、かつて(たった一ヶ月前だ!)の上官を救うため、マイルズは皇帝に掛け合い新しい身分を手に入れた。
自然事故か、破壊工作か?
機密保安庁を舞台に、マイルズの精力的な捜査が始まった。

ああ、ミステリ物に成ってしまった下巻です。やべぇ、一日で一気呵成に呼んでしまったよ(笑)
自分のアイデンティティを確立し、進むべき道を確認した主人公。それは「デンダリィ傭兵隊」との別れを意味していた。
やぁ、「戦士志願」から通してマイルズの重要な要素であったデンダリィ隊と別れることになろうとは…。 

いやしかし、この小説は登場人物の年齢層が高いなぁ。マイルズ30歳、だけど一番若い部類だものなぁ。
そして海外の(特にアメリカのかなぁ)小説は高齢者の恋愛をよく描く。
みーんな、マイルズより年上(下手すりゃ30も!)なのにイチャイチャ、イチャイチャ(笑)