ビック・タイム・チェンジズ


「じゃあ、そのアーティファクト使ってみれば良いじゃない。敵も倒せて、アイテムの効果も判って一石二鳥!」
だが、そのリーハの意見は即座に、しかもキッパリと却下された。


60人の巡礼を人質に、アーティファクト「焦熱の緋石」の引渡しを要求された一行。
件のアイテムの入手も完了し、テロリストとの対決を決意する。そおんな一行に、新たな仲間が加わった。

○リーハ=イアードゥレン
 真なる中立 人間 ローグ4Lv/バード1Lv
謎のローグ、その目的は不明。各種の知識に通じ、暗号解読、偽造の訓練も受けている。何所から見ても優秀なスパイですね。
高い情報収集能力に加え、アッサリと冒険者一行に馴染んでしまう手並み。かなり優秀な密偵と言えるでしょう。
本名は、プレイティアラ=ローズバンク、女性。魔法的な手段を含む、敵対存在からの追跡をかわすために正体を隠しているものと思われる。

即座にでも、敵が待ち受けるオッドの村に引き返そうとする一行。それを引き止めたのは、新参のリーハでありました。
「敵の背後関係を洗おう」
や、最もな判断です。
ものすごい勢いで調査を開始するリーハ。ほかの面子も手伝います。
この際だからと、棚上げになっていた疑問点や、情報収集も総ざらいで検証。
たった一日の調査で、アンハーグで進行中の事件の全容を把握します*1

「人質との交換の期限までには、まだ一日の余裕がある。その間にやっておかねばならない事があるようだ。」
一行は協議の結果、その結論に達します。やらなければならない事、とは失踪したエミリア・ハートの探索です。
情報収集により、彼女は監禁されている可能性が高くなったのです。しかも、彼女を救えるのは冒険者一行を除いて他ありません。*2
スターマスターとプリムラは、エミリアの祖父に会い、彼女が旧ケラル卿邸に向かった事の確証を得た。現在その場所は、アンハーグ常備軍「青羽隊」によって警護されている。
警備に気付かれずに屋敷に潜入する。実のところ、一行には一つあてがあったのだ。

*1:DMも気持ちよく情報を出しすぎたキライもある。が、PLは「聞いた事を忘れる」しなぁ。コレくらいで調度いいのかもしれない。

*2:エミリアの祖父、アベル・ハートはアンハーグの有力者である。彼の行動如何では、街は内戦状態になるかも知れないのだ。彼は孫娘の安否を気遣いながらも、自重するしかなかった。