冬季限定能力

酔っ払いの中年、生中五杯には力が二つある。
ひとつは、感想肌。
冬になると、肩から背中にかけて痒くて困る。
ひとつは、鼻血。
これも乾燥と関係が深いのだが。簡単なきっかけ、たとえばくしゃみとかで、ツツっーっときてしまうのだ。
今晩もそう。
晩飯に寄った「松屋」、540円の牛めしトン汁セットを完食し、やおら立ち上がると鼻に違和感が。店を出ながら手をやってみれば、血。
あわてて鼻(の穴)を抑えつつ、人通りの少ないところへ。周到なことに、もちあわせていたティッシュをとりあえず鼻に詰める。
あう…、あうう…。
そのまま自転車にまたがり、夜の川越を疾走するオレ。片手で顔を抑えながら、片手でティッシュを探り出したので、顔面は少なからず血まみれ。なんだか、こう、あれだ、みっともない?(それともちょっと違うな)
ほかにも、朝起きたら鼻が血で詰まってたとか、顔を洗ったら血がたれてきたとか、そんなんばっか。
体質ってあるんかねぇ。
とりあえず、家では乾燥に気をつけること。出先ではティッシュを常に携帯すること。かな。
乾燥が原因だったら、マスクが有効かも知れず。検討の余地あり。息苦しいのはこの際我慢しろ。