Bluce In The Sky

ブルース・イン・ザ・スカイも4作目、コレで一応の区切り。や、まぁ、だからと言って派手な話にはならないんだけど。毎度のように、淡々と酷い話。

<今回予告>
彼方から飛来する弾丸は標的を逃さない、引き裂いて放たれる怨嗟と慟哭。
三度響かんとする銃声は弔いの鐘か。終らぬ連鎖の中で回る赤と流される赤。
繰り返されるフレーズ、街はブルースで染まっていた。
シナリオタイトル「night blue dye to.」
黒く黒く塗りこまれた空はブルー。

PC①ロイス:柿谷 和尋(かきや かずひろ)
P:信頼/N:不安 クイックスタート:気高き守護者 カヴァー/ワークス:刑事/指定なし
柿谷はかつてのキミに刑事の「いろは」を教えてくれた恩人だ。この、随分と歳の離れた元同僚に、きみはまるで父のような親しみと尊敬を抱いていた。
それから幾許かの時が流れ、彼との日々が良き思い出となった頃、キミは街で柿谷を偶然に見かけた。しばらく振りに見た柿谷は荒んでいた、拭いきれぬ闇を眼に宿していた。キミは柿谷に会わなければ、会って話をしなければ、と強く思った。
PC②ロイス:永山 あかり(ながやま あかり)
P:感服/N:嫌気 クイックスタート:疾風の一撃 カヴァー/ワークス:不良学生/指定なし
永山は高校のクラスメイトだ。学級委員長とやらだかなんだか知らないが、何かと突っかかってくる煙たい奴だ。が、クラスの中で浮いた存在であるキミが、何とか居場所を確保できているのは、彼女が何かと構ってくるお陰でもある。(キミは認めたくは無いだろうが)
その彼女が死に瀕している。キミの眼前で銃撃を受けた彼女は、今病院のベッドの上で生死の境をさまよっている。それはキミは理不尽な事だと思った。なんとしても彼女を助けたいと思った。
PC③ロイス:藤井 豪(ふじい つよし)
P:有為/N:憤懣 クイックスタート:錆びた刃 カヴァー/ワークス:探偵/指定なし
宮原組は古くからコノ街に根づいてきた、いわゆる地回りのヤクザだ。組をまとめる藤井も、若い癖に古臭い匂いのする男臭いやつだ。とはいえ所詮ヤクザだ、クズには違いないんだがね。
その藤井が弾かれた。ヤクザが殺しあうのは別にどうでもいいが(むしろドンドンやれ)重傷の身をおして事態の収拾に努める藤井から「お願い」された時、キミは断る理由を思いつけなかった。
PC④ロイス:クーデグラ
P:興味/N:脅威 クイックスタート:魔術師の仮面 カヴァー/ワークス:情報屋/指定なし
いけ好かない依頼人の持ってきた仕事を蹴らなかったのは、興味をそそられたからだ。凄腕の殺し屋、通り名は「クーデグラ」。どうやら最近街を騒がせている狙撃事件は奴の仕業らしい。
君の中のレネゲイドが囁く、どうやらコイツは「こちら側」の事件のようだ。目の前に座る依頼人は、青ざめた顔で喚く。
「金なら幾らでも用意する!一刻も早く奴を見つけ出すんだ!」

今回、自分的な特記事項は宮原組の代貸し、藤井がついにハンドアウトになったことか。Y市のシリーズでは必ず事務所が爆発している宮原組である(笑)なんとなくお気に入りなのだ。