夜勤明けでうろうろ

夕飯の約束があるため、自宅にも帰らず街をはいかい。
バックパックが膨らんでゆく怪、何故だ!

●えいが
ローレライを見る、男映画だ。
ヤマト、ガンダム、999を経て来た少年だった自分的には大満足。
で、水曜はレディースデイ、客の多くは女性。
「えー、全然わかんなっかったぁー」
「最後の晩餐で何で木の棒なのぉ?」
「何で自殺するのか輪なんないシィ」
とか言ってて不評なようで。
ふいと入った飲み屋のねぃさんも
「結局、全部女の子の能力頼み」ってところでしらけたらしい。
ここが感性の分かれ目かもしれん。

●一本うどん
この日、自分が本郷まで出向いた本題。一本うどん。
いわずと知れた、鬼平に出てくるうどんを食わすみせがあるというから集ったのだ。
結論。
それはすでに「うどん」ではなく、くろぐろとトグロをまく小麦粉の塊だった。
だしは旨かった、もとより釜揚げうどんの店だ、良い店の気配がひしとある。
一本うどんを食わなければ。
後悔先に立たず、ただただ租借するのみであった。