孤児たちの軍隊: ガニメデへの飛翔 (ハヤカワ文庫SF)

孤児たちの軍隊: ガニメデへの飛翔 (ハヤカワ文庫SF)

孤児たちの軍隊2 ―月軌道上の決戦― (ハヤカワ文庫SF)

孤児たちの軍隊2 ―月軌道上の決戦― (ハヤカワ文庫SF)

「歩兵は戦場の女王だ」
アメリカ人歩兵好きだよなぁ。

景気のよいあおり文句に引かれて購入した一巻。読んだ印象は、「歩兵版島耕作」でした。
知り合った人物が、偶然重要人物。たまたまとても重要なところに居合わせる。これらが、主人公の主な能力のような。
や、まぁ、実際の英雄もこんなもんかも知れませんが。
それにしても、メリケン人の考える侵略宇宙人ってーのは、なんでこう、どいつもこいつも。今回はナメクジだよ。ナマコの方程式かよ*1

二巻は、主人公は英雄らしい大活躍をします。
や、まぁ、もっとも、本編のほとんどは、身の丈に合わない服に終始不平不満を述べているだけなんですが。
それにしても、登場人物は容赦なく死んでいくなぁ。

これ、続編あるんすかね?
敵母星への反攻作戦があるっぽいんですがー。

*1:栗本薫の短編