D&D 【伍竜伝承】

名指しで舞い込んだ仕事は急ぎの物件、朝までのショートタイムワーク。内容はこうだ。
コインロード*1が扱う交易品(だか密貿易品だか)を巡ってのトラブルがあり、荒事になっている。すでに倉庫の一つは襲撃を受けていて、護衛に雇った腕自慢6人が叩きのめされている。
肝心の物品は未だ健在だが、更なる襲撃が予想される。そこで、あらたに倉庫を設定し、最近売り出し中の凄腕(冒険者一行のことだ)を護衛に雇えば、連中は必ず其処を襲うだろう。
朝まで守りきれば荷物は港を離れる、向こうの手勢はホブゴブリンやコボルドだが、無尽蔵に使えるわけじゃない。朝までなら、あっても襲撃は精々一度きり。
結局我々はこの仕事を引き受けた。明日に予定されている中央市場(マケット・プレース)での買い物に、なんか口利いてもらえるんじゃないかとの下心が働いたからだ*2

■遭遇1
木箱が積まれた倉庫の中。襲撃者は下から来訪した。召喚したソックアが穿った孔から次々よじ登ってくるコボルド。もはや定番と行ってもいい感もある。
ゆえに、実にスムーズに対処は行われた。
進入孔は二ヶ所、それぞれにメイジブレッド・ディノニクスのサイレンとクリスが対応。フィリップが片方にグリースを掛けたり、片方にアストラル・コンストラクトを飛ばしたり。
元より、孔をよじ登らなければならない所に、この襲撃方法の問題点があって、待ち構えていた冒険者にとっては実に簡単なモグラ叩きゲームと化してしまったのだ。
特に術者が倒されてしまってからの襲撃者にはまったく勢いが無くなり、逆にアストラル・コンストラクトが孔の中に飛び込み、襲撃者を襲撃する始末である。
冒険者一行は、実に危なげも無く朝を向かえたのであった。
後で回収した分捕り品の中には、強力なワンドもあったので、普通に扉から入ってこられた方が苦労しただろうなぁ、とか思ったり。

マーケット・プレイス、gp上限20000の巨大な市場。ようやく念願のマーケット・プレイスに入場できた一行。一塊になって物見遊山してみたり。
それとは別に昨日助けた兄弟から、話しがしたいとの伝言とかね。まぁ、兄弟の話しはクリスは途中で出て行ってしまったんで省きます。
あ、あと、デニス・エンクレーブも見ました。見ただけだけど。うん、なんか入り辛かったんだよ。ここのデニスの責任者がどういう反応を示すか解らないしさ。

あとはもう喧々諤々と買い物をしました。それと、恐ろしきはオークションであるとか。
クリスはミスリルのフルプレート+1とヘヴィシールド+1を購入。さらに硬くなりました。

ディヴァインスペルのスクロールを求めてジョラスコ・エングレーブへ。と、そこに例の豪華客船のオーナー女史登場。優雅にお愛想を振りまいて、お店の人たちに「あとは良しなに」って感じで退場。とたんに賓客待遇で歓待を受けたりとか。
とくに凄かったのは全身エステのサービスで、次の日に判定に+2の状況ボーナスをもらえるくらい凄いマッサージを受けたのですよ。これ、高いんだろうなぁ。
その時、スティールがエンクレーブには図書館は無いのか?と、問う。すると表情が変わるジョラスコ氏族の家令さん。どうやらトラブルを抱えている様子。
なんでも、現在ストームリーチの図書施設は、何処からか潜り込んだネクロマンサーに占拠されているのだとか。
アンデットと聞いて反応したのは、何故か雪子。聞けばプレステージクラスの前提条件に8HDのアンデットを滅却ってーのがあるそうで。
はいはい、分かりました。なんだかクリスは歓待に居心地の悪い感じがありましたし、この高級そうなマッサージ分の義理は果たしておきましょう。

■遭遇2
低級なアンデットは、雪子の死者退散の前には無力でした。次々と塵に変えるゾンビたち(イベントシーン扱い)
扉を空けて入り込んだメインホール、ようやくお出ましとなったのはレイスが二体と、何故かクレイゴーレム。
クレイゴーレム。数あるゴーレムの中では、厭らしさはトップクラス。既にクリス(の中の人)は帰りたい気持ちでいっぱい。でもなぁ、来たからには一当てもしないで帰るのは憚れます。
レイスは雪子がターン。ゴーレムはアストラル・コンストラクトが足止め、バラバラにされるまでに2ラウンド稼ぐ(あとゴーレムをこかす)Aコンストラクトが稼いだ2Rでクリスはポーションを二本摂取。エンラージ・パーソンとミラー・イメージ*3
転んでいるゴーレムに近づくクリス。ゴーレムから機会攻撃が飛んでくる。ハズレ。受け流しの達人を持っているクリスはすかさず殴り返す。置きあがろうとするゴーレム、やっぱり殴るクリス。攻撃するゴーレム。ハズレ。やっぱり殴り返すクリス、今度は足払い、転倒したので一発殴る。ゴーレム壊れる。
完全勝利。
やあ、受け流しの達人は強いなぁ。

■遭遇2
奥に進むと氷を纏ったスケルトンが登場。アイスストームで攻撃してくる。
いや、そんな事よりコイツ8HDですよ皆さん。雪子さん。
とりあえずクリス、足払いで氷スケルトンをこかす。間髪入れず滅却を行う雪子。
これで今回の冒険の目的は達成ー!

■遭遇3
隣の部屋から聞こえてくる呟き声で、扉の向こうには強大化したアリップが居るのは判っていた。入念に準備して中に突入。
先ずはフィリップがアストラル・エンタングルでアリップを絡めとる。エンタングルごと近づいて来たアリップ、クリスを殴りつけるが絡まっているおかげでハズレ。で、やっぱり殴り返すクリス。
まぁ、準備して突入した訳で、クリスの手番が二回目が来る前にアリップは撃破。

■遭遇?4
部屋の中を捜索すると、簡素な金属製の箱の中に入った宝石らしきものを発見。直後、シジルが炸裂してクリスは判断力が3のアホの子に。
宝石を観察せんと、フィリップがタッチサイト。彼の視線が触ったとたん、要求される意思抵抗、目標は46。当然失敗し、崩れ落ちるフィリップ。

状況をじっくり観察し、慎重に動く。結果判ったのは、トラップ・ザ・ソウルに近しい呪文が働いたらしいということ。
どうやら、巨人がダル・クォールの悪夢と戦った時代に作られたアーティファクトの欠片らしい。宝石を破壊し、フィリップの魂を開放することには成功する。
ああ、驚いた。まぁ、本当に驚いたのは、この過去に作られた魔法兵器の欠片が、最近複製された物らしいって事なんですけどね?

アーティファクトの事をジョラスコの家令に伝えたら、「ゼンドリックでは良くある事」で片付けられました。
ゼンドリック!恐ろしい場所!

マーケット・プレイスにて発注した装備を受け取ったクリス。準備は整ったとばかりに本来の目的に対して動き出す。
目的地はテンペスト・スパイン。目的はヴィジョンで見た操兵を探すこと。
ところがどっこい、事は簡単には運ばないことが判明した。
まず、今テンペスト・スパインの天辺には、ストームリーバーなる巨人の英雄が居座って人類に戦争を仕掛けていること。
テンペスト・スパインに程近い町は既に巨人に占拠され、ファイアー・ジャイアントの将軍が陣取っており、デニス氏族の軍隊と戦争状態にあること。
それでもナントカ抜け道が無いないものかと、ドラウ・エルフの案内人に会い助力を求めたところ。「死ぬからやめろ」言われ。つーか、彼いわく装備もLvも足りないそうです。うぇ。
てことはアレです、当面はストームリーチ周辺でLvアップと装備品のためのお金を稼ぐ話しになりそうで。やあ、なんだかRPGみたいだなぁ。
まぁ、中途半端になっているし、図書館でネクロマンサーでも片付けるかなぁ。

*1:ストームリーチの権力者、元海賊の頭目たち

*2:おかげでポーションは定価で買えるようになった

*3:後にミラー・イメージはポーションにならないのが発覚。何年D&Dをやってんだよ