ダブルクロス

久しぶりの風来茶房、半年振りくらいか?そして最後の風来茶房でもある。
参加者は12人。卓は三つ。GM不足のためオレもダブルクロスでマスター参加。大丈夫、シナリオが無くてもダブクロにはシナリオクラフトルールがある!
だからちょっとまってってね、今、ルールを読むから。(なんという泥縄!)

■オーバード

曽根崎 虎徹(そねざき こてつ) 17歳 男 格闘家/高校生 
モルフェウス/ハヌマーン 

中学生以前の記憶が無い、謎の少年。名前すら、刀の中子にあった銘を名乗ったもの。てか、その刀は自分で練成したものじゃん(笑)
熱血で直情型の、Mr主人公。

江神原 公司(えじんばら こうじ) 17歳 男 UGNチルドレン/高校生 
ノイマン/ハヌマーン

12歳年上の義理の母を、心から崇拝するUGチルドレン。行動、発言、共に実に危険極まりない少年。だが、それさえ目をつぶれば、これ以上は無いくらい優秀なオーバードである。
ジャーム化しないことを、切に祈るばかりだ。いやまったく。

伊鳴 狐子(いなり きつねこ) ?歳 女 エージェント/UG支部長 
オルクス/ソラリス

権力者の父を持ち、家は代々の名歌らしい。しかし本人はオーバード能力を使って知能犯罪を繰り返す、裏家業の人間であった。足を洗った現在も、かつてのネットワークは健在らしい。唯一の弱点は霧谷で、彼には頭が上がらない様子。
あと、本人には一切戦闘能力は無い。いっそ、清々しいくらいに。

■オンセッション
シナリオテンプレートは「ダブルクロスを追え!」 ここでGM、顔を上げてPCを見回す。今回のUGNメンバーは誰が裏切り者でも違和感ないなー、とか。

ヒロインがダイス神の降臨により、まったく完璧な存在として完成する。すばらしい。
ライバルは虎徹の相棒という設定なのだが、外見が6歳くらいになる。子供店長のようなUGチルドレン参上。
協力者はかなり残念なヤツに。卑屈なラテン系ってどーよ?(笑)

オープニング。GM、卑屈なラテン系のロールに開眼する。いや、しなくてもいいよ、しんなモン。いや、超楽しいよ、コイツ?
リサーチでは江神原の調査が冴え渡り、プライズを早々に溜めていく。おかげでシーン数が足りないぞ(笑)完璧なはずのヒロインに、登場の機会が〜(笑)

ラクライマックス。実はレネゲイドビーイングだったライバル*1。エネミーテンプレートを選択。結果。宇宙隕石がその正体となる。彼の「夢や理想」は「人類の抹殺」!うわははは、滅ぶべし人類!
バキューン!
ぐはぁッ!この私のスペースメテオニウムのボディを貫くとは!その武器は何だ?!
「信頼と絆だ!」
うひょう、江神原かっこいいー!

ここで大体4時過ぎくらい?時間が余ったので、もう一本遊ぶことにする。上手くすると終わるし、そうでなくてもアドベント振れるしね!

■オンセッション2
シナリオテンプレートは「ジャームハント」 内容は、無差別殺戮を繰り返すジャームを退治することに。目標は「剣鬼」。
ああ、これは得意分野だ(笑)

ヒロインが「眠たげな目」をした「夢見がちな」「高校生」に。夢や理想が「人間にもどる」って、ギャース、おまえも人間じゃないんかい(笑)
ライバルは「最強を目指す」「異常なほどの巨体」なFHエージェント。これまた、なんと判りやすい。
協力者は「爬虫類を思わせる」「情報屋」で実はFHエージェント。夢や理想が「組織の掌握」なので、腹にイチモツもったキャラとなり。

オープニング。GMやっぱり協力者のロールプレイに実にノリノリで。いいなぁ、トカゲ顔の冷血漢。
ヒロインはポヨンポヨンのフワンフワンを目指すが、いささかやりすぎ。脳みそとろけてるよ、クスリきまってんじゃないの?
相変わらず江神原のリサーチ結果がすごすぎて。哀れ、ライバルの巨漢君、この物語のいらない子に。
結末は、ヒロインが「剣鬼」という結果に。ああ、本当に得意分野だ。ってか、ダイス振ってんのに、なんでいつものオレの様なシナリオが出来上がっていくんだ?*2

「あはは、虎鉄ちゃん、アタシとヤりあおうよ!一片の肉になるまで!」
「虎鉄ちゃんが相手なら、あたしの全力が出せる。アタシの全てを受け止めて、虎鉄ちゃん!」
「すごい!虎鉄ちゃんすごいよ!何回殺せば虎鉄ちゃんは死ぬのかなぁ?たのしぃね、虎鉄ちゃん!」
一方の虎鉄も衝動判定には失敗しており、暴走状態。ただ力の迸るままにぶつかり合う鬼二人。ひたすらにお互いの肉を食み合う剣、二振り。
そして、やがて訪れる幕切れ。
「虎鉄ちゃん、アタシ幸せだったよ。最後に虎鉄ちゃんが、アタシを全て受け入れてくれたから…」

あー、楽しかった!堪能した!(笑)
(しまった、アドベント振れなかった)

終わったあと、タマちゃん*3と「キャンペーンやりたいね」って話しをする。うん、オレもやりたい、PLで。
ねぇ?D伊藤さん?

アフターはサイゼリアへ。酒を飲む面子が居なかったので、長浜はなし。
だが、我らには「何処でも居酒屋」という特殊能力があるのだ。抜かりは無い!
でまぁ、散々に馬鹿話をする。
ああ、みんな。いずれ、どこかの世界で。また。

*1:や、PC一同を含め、最初から判ってはいたけどさ

*2:思考のバイアスというか。発想の道筋は結局一つしかないからだろうな。アドリブであるが故に、それが更に顕著になるのだろう。

*3:彼がどのPCをやっていたかは内緒だ。それが、このページでのオレルールなのでね。