- 作者: 小池田マヤ
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2010/02/08
- メディア: コミック
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我ながらよくも待ったものだ。
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最終巻の予定でしたが、泣きのもう一冊。次はそんなに待たずにすむと良いなー(笑)
1巻が1999年の事でして、気が付きゃ遠くへ来たもんだ。
物語へのスタンスってのは、時の移ろいとともに変わっていく。読者にとっても、もちろん、作者にとっても。
少年の成長物語は、青春に決着をつける大人の物語へと*1衣を変えて。
とうに決着をつけちまった、おっさんのオレとしては、予期し得る一つしかない落着点への抵抗の、最後の希望として主人公に肩入れしていたりとか。
若者に、ありえたかもしれない自己を投影して、救いを得ようとか。そんな大人にはなりたくなかった筈なんだがなー(笑)