アリアンロッド・サガ
読了の40
とうとう始まった新シリーズ、サガ。戦記モノと言うことですが、今回はその中心ストーリーのリプレイと言うことで。
並列三つのリプレイに、小説展開。たぶんシナリオでもフォローされるであろう大河的叙事詩の予感。贅沢なことするなぁ〜、素人じゃこのスケール間はだせねぇなぁ。


それはともかく、社長の軍師プレイに嫉妬(笑) アレはヒドイ、そしてそれ以上に羨ましい。ベネットよりも、つんでれサムライよりも(笑)


用心棒日月抄 (新潮文庫)

用心棒日月抄 (新潮文庫)

腕におぼえあり
読了の41
NHKでドラマが製作された「腕におぼえあり」の原作小説。や、オレはドラマは見てないんだけど。


脱藩浪士、青江又八郎が糊口を凌ぐ為、用心棒家業に精を出す話。背景には忠臣蔵がおかれ、青江は知らず知らずうちに赤穂の浪士達と交差することとなる。


相変わらず、藩政を巡る陰謀や、時代を取り巻く陰謀を交えてはいるが、しかしその視点はやはり一回の剣士のもので。若い成り立て浪人の主人公の潔癖さと、生活感の滲み出る様から受ける印象は、江戸時代を舞台としたハードボイルド小説と言いましょうか。
口入屋の親父と、用心棒仲間の髭の大男もまたいい。この辺の導入は、そのままRPGで使いたくなったなぁ。


そういや、珍しく秘剣がでなかったなー。