ブラック・ブラッド・ブラザーズ

ミツツキ城最後の未踏さ区画へ。長く野営した痕跡はあるものの、現在は無人の建物。
その奥には、多次元に渡るポータルが。どうもその先は、アストラル界に似た世界らしい。
アナライズポータルを使用して飛び込む一行。


降りた場所は、凪の海と呼ばれる湖の上、200フィートに渡る橋の向こうに更なるポータルが二つ見える。そしてその前に立ちはだかる門番。
門番は大音声で自身の名を名乗ると、堂々と一行に挑戦してきた。


一行が歩みを進め、警戒しながら戦闘に移行しようとすると、水中に異変が。酸素魚雷の航跡の如き白い線が、橋上の一行に近づいてきたかと思うと、水中から姿をあらわしたのは、超大型のオクトパス。それも、ハーフブラックドラゴンの。
おまけに、この半黒竜のタコは魔術師殺しを持っている。


一方、門番の方は、ハーフブラックドラゴンのオーガで、しかもフレンジーバーサーカー。150フィートの距離を一気に詰め、チャージをかましてきた。PLには公開しなかったが、コイツSTRを50を誇り、しかもHPダメージでは(激怒中は)活動を停止しない。


どうだ!


みたか、この殺度の高さを!!!


うふふふふふふふふ〜〜。





黒竜蛸は、ランガーをくらって、STRが10下がった上にスロー状態。本来の役目を果せなくなりました。
サバンを水中に投げ落としたのが、唯一の働きか。


黒竜オーガは、グリースですっころんだ上に、ソリッドフォグで飛べなくされました。激怒中は技能判定が出来ない以上、グリースから逃れる術はありません。
さながら、ハエ取り紙にかかったハエか。


そこに登場したのは、一行に因縁のあるブラックドラゴン。強力な味方の前に、冒険者一行がキリキリ舞していると思い、高笑いしながら飛来したのはいいですが。
そのままエントロピックコクーンにとらわれ、湖底に落下。ブクブクブク…。


12ラウンド後、捨て台詞を残して去っていきました。


一行に死者は無く。それどころか、消費型リソースを削ることも無く。
すげぇな、冒険者…。