地下に設置された測定機にかじりつき、一人孤独に作業を進めるオレの前に上司が歌いながら現れた。
歌は「愛の戦士レインボーマン」、この上司(係長)実にノリノリである。
この人、エキセントリックとまでは行かないが、ひょうきんを通り越して頓狂な人物。何時もどおりオレがリアクションに困っていると、かまわず近くの端末でなにやら検索始める。
検索ワードは「愛の戦士レインボーマン」(笑)
「ほうほう、レインボーマンはプロレスラーだったのか〜」とか「お、塩沢とき出てたんだ」とか。
「仕事中になにインターネットで遊んでんですw」
「いいの、どおせプロキシはお前のだからw」
「ちょwwwwwひどっwwwwwwwww!*1」
話を聞くと、どうやら七月半ばの三連休を利用して、インド旅行に行くそうな*2。
「インドで修行してレインボーマンになってくるから〜。帰りは空飛んで帰ってきて、飛行機代浮かす予定〜。」
わはは、ダイバダッタの魂宿す気マンマンである。
それを告げると、この上司、再びレインボーマンを歌いながら部屋から出て行った。
いったい何しにきたんだろう?
(ヒント:インド旅行の自慢)