ダブクロキャンペーンで宮原まで、シナリオは昨年末にやったやつ。

■Bluce In The Sky
<今回予告>

彼方から飛来する弾丸は標的を逃さない、引き裂いて放たれる怨嗟と慟哭。

三度響かんとする銃声は弔いの鐘か。終らぬ連鎖の中で回る赤と流される赤。

繰り返されるフレーズ、街はブルースで染まっていた。

シナリオタイトル「night blue dye to.」

黒く黒く塗りこまれた空はブルー。

PC1)光岡 伶奈
ロイス:柿谷 和尋(かきや かずひろ)

P:信頼/N:不安 クイックスタート:気高き守護者 カヴァー/ワークス:刑事/指定なし

柿谷はかつてのキミに刑事の「いろは」を教えてくれた恩人だ。この、随分と歳の離れた元同僚に、きみはまるで父のような親しみと尊敬を抱いていた。

それから幾許かの時が流れ、彼との日々が良き思い出となった頃、キミは街で柿谷を偶然に見かけた。しばらく振りに見た柿谷は荒んでいた、拭いきれぬ闇を眼に宿していた。キミは柿谷に会わなければ、会って話をしなければ、と強く思った。

PC2)濃紫 涼悟
ロイス:永山 ありか(ながやま ありか)

P:感服/N:嫌気 クイックスタート:疾風の一撃 カヴァー/ワークス:不良学生/指定なし

永山は高校のクラスメイトだ。学級委員長とやらだかなんだか知らないが、何かと突っかかってくる煙たい奴だ。が、クラスの中で浮いた存在であるキミが、何とか居場所を確保できているのは、彼女が何かと構ってくるお陰でもある。(キミは認めたくは無いだろうが)

その彼女が死に瀕している。キミの眼前で銃撃を受けた彼女は、今病院のベッドの上で生死の境をさまよっている。それはキミは理不尽な事だと思った。なんとしても彼女を助けたいと思った。

PC3)八重垣 孝仁
ロイス:藤井 豪(ふじい つよし)

P:有為/N:憤懣 クイックスタート:錆びた刃 カヴァー/ワークス:探偵/指定なし

宮原組は古くからコノ街に根づいてきた、いわゆる地回りのヤクザだ。組をまとめる藤井も、若い癖に古臭い匂いのする男臭いやつだ。とはいえ所詮ヤクザだ、クズには違いないんだがね。

その藤井が弾かれた。ヤクザが殺しあうのは別にどうでもいいが(むしろドンドンやれ)重傷の身をおして事態の収拾に努める藤井から「お願い」された時、キミは断る理由を思いつけなかった。

PC4)相田 悠

ロイス:クーデグラ

P:興味/N:脅威 クイックスタート:魔術師の仮面 カヴァー/ワークス:情報屋/指定なし

いけ好かない依頼人の持ってきた仕事を蹴らなかったのは、興味をそそられたからだ。凄腕の殺し屋、通り名は「クーデグラ」。どうやら最近街を騒がせている狙撃事件は奴の仕業らしい。

君の中のレネゲイドが囁く、どうやらコイツは「こちら側」の事件のようだ。目の前に座る依頼人は、青ざめた顔で喚く。

「金なら幾らでも用意する!一刻も早く奴を見つけ出すんだ!」


以前との変更点は、NPCの名前*1と敵の能力*2
あとはまあ、最終回への向けての仕込であるとか。
キャンペーンをやったことが無いという参加者のためにはじめた事である。やはり、彼らを中心に据えたラストにしたい。

後味の悪いシナリオは、ブルース イン ザ スカイ 共通の事である。苦い話をテーマにしてきたのだ。
だが、今回は特に苦い話となった。PL諸君のロールに熱が入っていたからなのだが。やはりキャンペーンだと入り方が深くなるなぁ。
ラストエピソードへの振りも出来た、落ち込むエンディングとなったが最終回一話前とすれば上出来であるといえよう。

さて、最後はどんな話にするか。
イメージはある。
うまく、苦くて、エグみがあって、しかし最後に救いのある話になれば良いのだが。

*1:PLのハンドルとかぶっているNPCがいたので変更。ゲーム中に笑ってしまわないように、であるw

*2:基本路線はそのまま、コントラストサイドの追加特技を使って調整しなおした。経験値を使って強力になってるからね