伝説の時

いや、伝説の樹ではなく。

D&Dのキャンペーンの日です。
今回はハーフリングのローグ、ヴェスタ・チャがお休み。
ナインヘルズに行ったきりだがな!

さて、うっかり起動中のゲートに触れてしまい(うっかりにも程があるw)
何処とも知れぬ場所に飛ばされてしまったハーフリング。
当のPLも含めて全員が胸のうちで合掌していました。
が、DMから救済処置が(やさしいなぁ)
倒した敵のソーサラーが書き溜めていたスクロールの中にゲートのスペルがあったそうな。
呪文の術射Lvは20、パーティのア−ケインキャスターのLvは11。
詠唱に成功する確率はまさに五分五分、ちなみにゲートは一方通行。
皆が固唾を飲む中、転げまわる20面体。
かくして、無事に帰還しましたとさ、うっかりハーフリングは。
地獄帰りの男かよ、カッコイイな、おいw

当面の敵は片付けた我々。
録竜は倒してませんが、無効から攻撃してくる理由も薄そうなので、ほっとく事に。
(藪をつついて何とやらとも言いますし)
PCが抱える問題に目をむけます。

リザードフォークの戦士ライディア、彼女の持つガントレットアーティファクトです。
呪われた。
幾度と無く訪れた危機、その度にガントレットは能力を発動し威力を発揮します。
ライディアの命と引き換えに。
ゲーム的に言うとCON値と引き換えに。
とうとう、8点もの能力値がガントレットに捧げられるに到りました。
こりゃヤバイっって話に。
対応方法は、篭手に対になる武器があるらしくソレを手に入れること(だと思う)
「てな訳だ、バード知識を一つ頼むよ 」
「うむ、成功!」
「何処にある?ルドリエンザナスって言わない限り何処にでも行くよ」
「(ニヤリ)ルイン・オブ・ヴェンジェンス
「ギャー!!」

目的地もきまったのでLvアップ作業。
訓練に日々を費やしてると、今回は休みではないニンジャのゲンジューロが合流。
子供を抱えています。
何でも、彼の上司であるマスターニンジャの嫁さんがさらわれて、マスターも重傷(つーか呪いを受けて)子供を託されたとか。
しばらくは子供づれで冒険をすることを宣言するニンジャのゲンジューロ。
すると途端にもの凄い回数のスクライングが毎日飛んでくる!w
しかも、複数人数で毎回別人が覗きに来てるらしい!
イベントトリガーを踏んだんだねぇw。
とりあえず、子供を取り巻く状況を確認すべぇ、と万神殿でコニューン。
が!スペルは打ち消される!!神性介入!!!
より上位の神格からの圧力が。
更には万神殿を中心に98マイルのデッドマジックエリアが発生!
コレは脅し?子供には触れるなって警告されて無くない?
脅迫されてますよ、神様から!
むぬぅ〜。
余談だが、デッドマジックエリアのおかげで町は大混乱。
現象は四日で収まったけど、また街が滅びるところでしたw

訓練も終る頃、DMから言い渡される。
「囚われてた人たち、忘れてたでしょ」
がーん!・・・・ワスレテマシタ。
謎の遺跡発掘現場。前回、暗闇デヴィル祭りが行われた所には、未だ囚われている人達が居たのであった!
Lvアップの訓練に一ヶ月もカケチャッタ、・・・・やばい。

急ぎ遺跡へ。
テレポートははじかれる。いぶかしみながら徒歩で移動。
結界が張られてるじゃないですか。
調べてみれば、どうやらローフルイビル以外のアライメントを弾く結界です。
ローフルイビル
ああ心当たりがあるなぁ、邪神の高位司祭がその存在を推測されていたなぁ。
結界をアンチマジックフィールドで突破する一行。
そこで待っていたのはドロイド軍団でした。
機械生命体の土木工事仕様がたくさんいて、なにやら作業しています。
彼らを刺激しないようにゆっくり現場を見学。
以前きたとき見られた魔法装置は撤去されてます。
代わりに、遺跡の上にH鋼でピラミッド状のやぐらが。
更にはやぐらからは大きな魔道機械、ぶっちゃけ「ドリル」がぶら下ってる!
ドリル、手足が生えてる。手足、蠢いている。
他に目ぼしい物はと見渡せば、巨大なエンジンのようなものが。
ぼろくなったドロイドが入る、出口から新品になってドロイド出てくる。
メンテベースか。
どうも、人間の気配もしないし(囚われ人達よ、ごめんなさい)
背景の知れないモノには手を出さないってことで此処は退散する。
慎重だね、我ら。

ウィンドウォークで移動、目指すはルイン・オブ・ヴェンジェンスに近い町、スウォロン。
今日の話が始まる前、今までにもルインが溢れたって噂は聞いておりました。
溢れた。
つまりはダンジョンの中のクリーチャーがあふれ出し、大挙して進行中であると。
スウォロンはその前線基地になっているとの事でした。
鳴れば必ず情報が、そう考えたのです。

スウォロンはひどい有様でした。
いたるところに負傷者が転がり、絶望的な抵抗戦の気配があたりを支配しています。
ルインに潜むクリーチャー、PL達には幾度とないキャンペーンで戦った相手です。
予想通りの光景でした。
いえ、予想をはるかに上回るモノとの邂逅はありました、有りましたとも。
<続く>